20190416_サムネi_アートボード_1

今日も隣の部屋は、賑やかだ。


慣れって、すごいですね。


私は大学が管理しているマンションに住んでいます。だから住人はみんな、同じ大学生。今年で4年目になるのだけれど、相変わらず隣の部屋は賑やか。1年生の時からずっとそう。最初は気になっていたけれど、もう音が聞こえるのは日常になっている。


日中は15時頃から聞こえ始める、電子ドラムの叩く音。バンドでも組んでいるのだろう。毎日のように聞こえるから、きっと彼は熱心な人。


夜は、男の子が集ってゲームでもしているのだろうか。想像ができるほど盛り上がっている。「わー!」とか「おー!」とか複数人の低い声が聞こえる。一体なんのゲームをしていたら、そんなにも盛り上がることができるの?知りたい。


隣が賑やかでも大丈夫。私にとって、隣が賑やかなのは日常になっているから。大学生の間だけだよ、こんな無邪気に楽しむことができるのは。大人になったらこんな周りを気にせずに楽しめないもん。


大学生でしかできないことはやっておきなって、誰目線かわからないけど思っている。


私は一人の時間が好きだし、静かな空間が落ち着く。それとは対象すぎる隣の部屋の男の子が少し羨ましく思う時もある。自分が持っていないものは羨ましく思うんだろうな、人って。ないものねだりだ。


それに対してひがむことはないよ。


だって、私は今の生活に満足しているから。


気にしないのが一番。


賑やかすぎたら、散歩に出かけよう。



私は今日も、本を読み漁る。



最後までご覧いただきありがとうございます。少しでも「いいな」と思って頂ければ嬉しいです。また読みにきてくださいっ。