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仰視、平視、俯視ー変遷する中国人の世界観

中国の習近平国家主席が3月に開かれた会議で面白い発言をした。「いまの若者世代は心理も考え方も変化していて、世界を平らかに見ることができる」と述べたのだ。

中国では20、30年前まで「中国は人が多すぎ、国が大きすぎて、後れている」が人々の口癖だった。劣等感、自虐意識を抱きながら、西側先進国を「仰ぎ見て」いたのだ(仰視)。

 続く

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