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里帰りと産後の心身の変化

だいぶ更新の間が空いてしまった。
今日で息子を出産して2カ月が経った。

息子はすくすくと順調に成長しており、元気よく泣いて、寝て、ミルクを飲んで日々過ごしている。

出産して1週間は地元から母が家へ来てくれた。基本的な家事を全てお願いし、私はお子のお世話になれる事に集中できた。
夫も仕事に行きつつ、私と同じようにお世話に慣れるよう頑張っていた。


母が帰り、3人での生活がスタートしたが、予想外なことに、私の体調の戻りがかなり悪かった。

お産が長引き、吸引分娩だったため、切開の範囲が広く陰部がかなり痛む、そして出血も多く貧血気味だった。
ホルモンバランスの変化による、四肢の関節にリウマチのような症状が現れ、とにかく体を動かすだけで全身が悲鳴をあげた。
合わせて乳腺炎に何度もなりかけ常に胸が張り痛かった。毎日冷えピタを胸に張って寝た。

2週間検診で上記のことを相談すると、陰部に塗る塗り薬と痛み止め、鉄剤が出た。
おっぱいマッサージもしてもらい張りはだいぶ楽になった。助産師さんすげえ。

体の不調だけでなく、心もだんだんとバランスを崩し始めた。

なんでもない事で涙が出てくる。ニュースなどを見ていると勝手な妄想をしてしまい恐怖を感じる。お子が泣いてるとどうしていいか頭が回らず必要以上におろおろしてしまう。
夫に強く当たってしまう。
常にぽろぽろ泣いている私を見て夫は里帰りを提案してくれた。

マタニティブルーというか、産後鬱一歩手前だった。


1カ月検診が終わってから3週間里帰りをした。
1カ月検診の際、アンケートみたいなのに答えるのだが、その内容があまり良くなかったらしく、心をリラックスさせるための漢方を処方された。

車で6時間の距離、お子はずっと寝てくれた。車が好きなのかもしれない。


3週間、実家で育児のことに集中できた。
母の手料理を食べ、生まれ育った街をお散歩し、育児と授乳の間隙を縫ってお酒を飲んだりした。
産後初ビールは脳みそが溶けるほど美味しかった。
私の祖母にも息子を会わせることができた。それが何より嬉しかった。

今週、里帰りが終わり自宅へ帰宅したのだが、やはりだいぶ心が楽になった。



全ての出産する人に当てはまるかはわからないが、里帰りできる人はしたほうがいいと思う。
お子との生活は、今までの生活を180度かえるような日々なので。

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