自分の気持ちに素直になりたい
うつ病や適応障害など、体調不良のときは、できる限り休職した方がいいと言われています。
しかし、休職ができる職場とできない職場ってどうしても出てくることもあるかと思います。
・人手不足なことはわかりますので、1ヶ月後には休職させてください
・今は忙しいことは承知しているので、2週間はペースを落として仕事させていただいてもよいでしょうか
・しばらくの間、できれば残業なしでできる量の仕事を振ってもらえませんか?
どんな提案でも勇気が必要になり、上司によっては却下されるかもしれません。
甘えているから、気持ちの問題だからといった言葉で片付けられてしまうことも考えられます。
でも、それで引き下がってしまっても、本当に自分のためになるのでしょうか?
自分のことを守れるのは自分だけ
職場の事情もあるとは思いますが、こちらも休まないといけない状況には変わりりません。
会社の社員は募集することができますが、自分の代わりは誰一人いません。
要求通りそのまま働き続けてしまうのは、かなりのリスクになると思うんです。
自分の幸せのために行動する
仕事を休むことに、罪悪感を覚える方も多いかと思います。
一人の労働力が減ってしまうことで、当然その職場全員の負担がそれぞれ増えてしまいます。
・あいつが休んだから大変になった
・残業が増えたのもあいつが休んだからだ
言葉には出さないとしても、このようなネガティブな気持ちを抱くようになっても文句はいえませんし、それを真っ向から否定するのも少し違いますよね。
それに、HSP気質の方はこの気持ちがとても強く、休むことに相当の罪悪感を持っていることも少なくありません。
これは仕事を辞めることも同じで、今まで多少なりともお世話になった人たちを裏切ることになってしまうと、決断することに躊躇してしまうんですよね。
だけど、躊躇している間に心と体は少しずつ病んでしまうので、身体のことを思えば早い決断が必要になるはずです。
病に悩まされている人にとって、大事なものは休息を取ることです。
お金やキャリアなど、いろいろと悩むことは多いかとおもいますが、そういうのを考えるのは十分な休息を取って体力と気力が戻ってきた後でも全然いいはずです。
自分自身もこの余計なプライドや責任感などによって、休職しないことを今は選んで働いています。
吐き気や集中力の低下、その他さまざまな症状が襲われてもなお、働き続けるのは、本当におかしなことだと自分でもあきれてしまいます。
薬やカウンセリングなど、できる範囲で休ませながら、体の様子を見ていこうかとおもっています。
今の職場がつらい、体に何らかの症状が出ているといった人は、遠慮することなく病院に行ってみましょう。
自分のために、そして自分にとって大切な人たちのためにも、明確な意思を伝えていきましょう。
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