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目標の立て方~WOOPの法則~

目標の立て方には様々なやり方がありますが、その中でもWOOPの法則と呼ばれるものがあります。


アメリカの心理学者ガブリエル・エッティンゲン博士が提唱した有名なものですが、シンプルがゆえになかなか応用できていないという方も少なくありません。


今回は実際に自分が行っている例を紹介しつつ、WOOPの法則について書いていき、さらにそこから深掘りしていきます。


簡単ではありますが、WOOPの法則についてまとめました。


Wish→夢
自分が叶えたい夢や目標などを書きます。
たとえば「本業でやってるプロジェクトを成功させる」みたいな風に書きます。

Outocome→結果
立てた目標が達成できたとき、どんな結果が訪れるのかを書きます。
「昇進する」「給料が上がる」「より難しい仕事にチャレンジできる」とかでしょう。

Obstacle→障壁
目標達成を邪魔するものを書きます。
「頭が硬い上司」「決められた予算」「短い納期」ですね

Plan→計画
障壁にぶつかったとき、どのように乗り越えていけばよいかを計画します。
「具体的に提案する」「予算交渉する・コストカットする」「人員を増やす・納期を再設定する」


これらがWOOPの法則で取っていく手順ですが、簡単に見えて難しかったりします。


でも実際にこの手順で段取りしていくと、予想以上に捗りますので、一度試してみるのもいいかもしれません。


特長として、下手にポジティブシンキングで頑張って取り組む必要がないため、精神的にも楽に行うことができるようになります。


むしろ、今ではポジティブシンキングは目標達成に向けて不要だと言われるようにもなりました。


それはいったいなぜなのかというと、「落ち込みやすく、挫折しやすい」という特長があるです。


細かいところに目が向かなくなるため、上手くいかなくなってしまってもその原因に目を向けられなくなってしまうんです。


さらに「私ならできる!」と変に力が入ってしまい、その反動で「なんて私はダメなヤツなんだ」と落ち込み方も大きくなってしまいます。


それだったら最初から慎重に考え、行動した方がいいですよね。


ではここからさらに深掘りしていきます。


自分の強みをスライドさせる


これまでやったことのない分野に挑戦するとき、今までのキャリアが無駄になってしまうと不安になる方っていませんか。


自分も今の職場にくるまではパソコンなんてほとんど使ったことありませんでしたし、慣れるまでの苦労ってなかなか大変です。


なので、そのような不安を持つ方におすすめなのが、「全部捨てない」という方法。


転職の際にわりと聞くことではありますが、新たなチャレンジをするときも役立ちます。


特定の機械の操作方法や、会社独自のシステムの運用方法など、特定の仕事でしか発揮しないものは残念ながら使うことはできません。


しかし、話す・書く・聞くといったスキルはおおよそどのような仕事でも使います。


・仕事を受注するためのトーク術
・お客様に刺さる宣伝文句を生み出すコピーライティング
・クレームがあった際に使う傾聴スキル

これらはおそらく幅広いシーンで活用できますし、そのほかにも活用できるものはいくらでもあるでしょう。


そのような武器を携えることで、新しい分野でも果敢に挑戦できるようになることでしょう。


今回はWOOPの法則から発展させて書いてみましたが、次回もみなさんのお役にたてるようなことをまとめて紹介していきますので、次回もよければご覧ください。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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