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私たちのビジョン

私たちはイベント参加者に対して、「適切に情報を得て、適切に恐れる」という状態になるきっかけを提供することをビジョンに掲げ、活動しています。ここでいう「適切に恐れられている」とは、正しい知識や情報を持ち、事象に対して対策することができるという状態を指します。

東日本大震災では特に津波の被害が深刻でした。それは今までに経験または想定してこなかった巨大な津波がきたからだと考えられます。同じ災禍を繰り返さないためにも、正しい知識や情報を持ち、対策できるようになることが大切だと考えています。

新型コロナウィルスが猛威を奮いはじめて約10ヶ月が経ちました。事態の収拾は未だにつきませんが、これまでの研究から新型コロナウィルスの特徴の一端はわかってきました。これに対しても特徴の一端を知ることによって、適切に恐れることができたからこそ、少なからず現在は新型コロナウィルスに対してある程度対策できている状態になっているのだと思います。

震災に当てはめると、一人一人が被害に対しての避難経路や避難場所、実際に起こすべき行動や起こしてはならない行動などを知識や情報として持っていることで、危険を回避したり少しでも被害を抑えられたりと、防災や減災に繋がるはずです。

このように適切に恐れる状態、即ち正しい知識や情報を持つことは、およそどんな事象にも対応できるようになる要素の一つであると考えています。言い換えれば、正しい知識や情報を持っていないことは事象に対して対応することが難しいともいえます。

「適切に情報を得て、適切に恐れる」きっかけを提供し、災禍を、そして同じ悲しみを繰り返さないためにも、 1人でも多くの人に正しい知識や情報を届け、ビジョンの実現に向け活動していきます。

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