東日本大震災の概要・現状と私たちの展望

概要・現状

1.発生日時

2011年3月11日


2.マグニチュード

Mw 9.0

3.地震型

海溝型地震

・・・海溝型地震とは、海のプレートが海溝で沈み込むときに陸地のプレートの端が巻き込まれ、巻き込まれた陸のプレートの端が反発し、跳ね上がった際に発生する巨大な地震のこと。

地震調査研究推奨本部ホームページより
http://www.jishin.go.jp/

4.津波

各地で大津波を観測

・・・相馬9.3m以上、宮古8.5m以上、大船渡8.0m以上

5.死者

19,729名(災害関連死を含む)
(2020年3月1日現在)

・・・災害関連死とは、当該災害による負傷の悪化又は避難生活等における身体的負担による疾病により死亡し、災害弔慰金の支給等に関する法律(昭和48年法律第82号)に基づき災害が原因で死亡したものと認められたもの。

6.行方不明者

2,559名(2020年3月1日現在)

7.住家被害

121,996戸(2020年3月1日現在)

8.災害救助法の適用

241市町村(10都県)

・・・災害救助法とは、災害が一定の規模を超えた場合に国の責任で救助を行うことを趣旨としたもの。


出典:「防災に関してとった措置の概況 令和2年度の防災に関する計画(防災白書)」附属資料17


復興庁 東日本大震災からの復興の状況と取組(2020年9月)
https://www.reconstruction.go.jp/10year/documents/202009_Pamphlet_fukko-jokyo-torikumi.pdf

私たちの展望

大きな傷跡を残した東日本大震災だが、未だにその傷は癒えていない。今もなお増え続けている災害関連死や行方不明者、残された方々の心の傷など、目に見える部分でも目に見えない部分でも傷はまだ残っている。震災から10年を目前に、風化してしまいつつあるこの事実を風化させないためにも、そして将来震災が発生した時に同じような悲しみを味わう人が少しでも減るように、私たちは事実や情報を発信し、伝えていく。私たちの名前、沖ノ井のつどい にも込められているように、前世から語り継がれたきたものを現在から後世に伝えられるように。同じ悲しみを繰り返さないために。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?