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次は裁判傍聴に行ってきた!!

はじめに

こんにちは。HNです🌻

前回公開した「女子大生が都議会傍聴の"録画"を視聴した話」と同日に書いています(8月11日)。書く時と書かない時の落差が激しすぎる。

さてさて、このブログでは毎回都議会に関する情報を発信しているのですが、今回のテーマは「裁判傍聴」です。「お主また傍聴行ってきたんかい」って突っ込まれそう。

(「裁判傍聴行ってきたんですけどそれについて書いていいですか」ってゼミの先生にもゼミのメンバーにも許可取ってないです)


Q&A

Q1.どうして裁判傍聴に行こうと思ったの? 

大学生になったら裁判傍聴に行ってみようと思っていたから。あれれ、全然答えになっていない。うーん、本当に明確な理由はないんだけど、実は私の父が法律関係の仕事をしていて、「法律」に対するハードルが低く、尚且つ興味があったから、とかかな??

Q2.どこの裁判所に行ったの? 

HNは東京地方裁判所立川支部に行きました!住んでいる場所とアクセスを考えて立川支部に決めました。あとモノレールに乗りたかった。

Q3.建物どんな感じだった?  

めっっっっっっっっっっっっっちゃ綺麗だった!!!裁判所って暗くて空気重い、みたいなイメージあったんだけど(偏見)、全然そんなことなかったです少なくとも立川支部では。立川支部新しいからね。

Q4.他に傍聴している人いた? 

もちろん!!平日に行ったのですが、おじさんと、あと小学生の子供をつれたお母さんがいました。そのお母さん「子どもの夏休みの自由研究になればと思って」とおっしゃっていました。素敵。

Q5.裁判の雰囲気は?

裁判1つはそんなに長くないので(長いやつでも40分くらい、短くて5分くらいだったような)、複数個の裁判を傍聴できたのですが、どれも"the 緊張”って感じでした(そりゃそうか)。しかし、裁判が始まる前と後では全くそんなことなく、むしろ「え、裁判官とか弁護士とか検察官ってこんなフレンドリーなの!?!?」って感じでした。人間関係ギスギスしてると思ってたけど(これまた偏見)、めちゃくちゃ人間関係の風通しのいい場所でした✨

Q6.裁判傍聴って面倒な手続き必要?? 

全く必要ないです!裁判所の建物の中に入る前に荷物検査?(飛行機乗る前にやるやつ)をやるだけ。書類など何も書きません。その点においては議会傍聴より楽かも。

裁判自体は、まず裁判所のロビーに「今日の裁判一覧」みたいなファイルが置かれているので、それを見てどんな裁判がどの部屋で行われるかを確認します。傍聴したい裁判が見つかったら、その部屋に行くだけ!!!簡単!!ちなみに、裁判傍聴は途中入室・途中退室ありです🙆‍♂️裁判所のHPなどに記載もあるので、途中退室・入室しやすいです(アナウンスされているかいないかでだいぶ心の持ちようが変わってくるよね)。ちなみに、私も途中入室しました。他の傍聴人に一瞥されただけ。それで終わり。

Q7.最後に感想を!

裁判傍聴に行ってみて一番感じたことは「抱いていたイメージ(偏見とも言う)と180度違った」ということ。

裁判所の職員さん、裁判官、弁護士、検察官が優しすぎるんです!! 

Q4でも書いたのですが、私の他に、数人の子どもも傍聴に来ていました。裁判が終わり、廊下で「次どの裁判見にいこっかー」と友達と話していたら(あ、高校の時の友人と傍聴に行ったんです言うの忘れてた)、書記官の方が急に法廷から出てきて「ねえ、さっき傍聴してたよね?」と声をかけられました。私の心の中はパニックなわけです「私何かしたっけやばいやばい」と。しかし、書記官の方が次におっしゃったことは斜め135度くらいの全く予想していないことでした。「この後少し時間があるから裁判官が質疑応答の時間とってくれるよ、もし時間があったらおいで」「!?!?!?」つまり、子どもを対象に、裁判や法律に関する素朴な疑問に裁判官(というか弁護士と検察官と書記官も含め全員)が直接答えてくれると言うのです!!!!(大学生は子どもに含んでいいのかわからないけど私はまだ未成年なので良いということにしておきましょう笑)そんなこんなで、30分くらい質疑応答の時間を取ってくれたのでした。

「どうして裁判官は黒い服を着ているの?」「感情のコントロールはどうやっているの?」などという質問が出た中、私は裁判員裁判について質問をしました。

「裁判員裁判は始まった当初から賛否両論ありました。専門家からも反対意見が出ていました。凶悪事件ではなく、重くない事件を裁判員裁判では扱うべきではないか、という意見もあります。皆さんは裁判員裁判についてどう思いますか?」

自分が一番なるほどなあと思ったのは検察官の方がおっしゃっていたことでした。「裁判員制度を導入したことで、こちら側としては、法律に触れたことのない一般の方々がどんな事件なのかを理解できるように、わかりやすい説明を心がけるようになった」「「「「だから法学部じゃない私でも傍聴しただけでどんな事件か理解できてたのか、、、!!!!!」」」 

まさに眼から鱗でした。こんなこと考えたことなかったもん。                         

ちなみにこの検察官の方、帰りのエレベーターで偶然鉢合わせたのですが、「説明わかりにくくなかった、、??」って聞いてくださりました。めちゃくちゃいい人。エレベーターに乗ってる短い時間で私が初めての裁判傍聴でどんな感想を抱いたかを話してしまいました笑

最後に

一番伝えたいことは「裁判に関わるすべての方が被告人の将来を真剣に考え、より良い判断を模索している」ということ。裁判所って、なぜかマイナスのイメージを持っていたけれど(多分同じようなイメージの方多いと思う)、全然そんなことはないのです。むしろ逆で、みなさん本当に自分の仕事に誇りを持ち、被告人がきちんと反省し、彼らの未来がより良いものになるように願っている、そんな場所でした。

他の色に染まらないという理由の黒の法服を着ているけれど、持っている心は何にも染まらない、純粋なホワイトなのでした。


先生から許可がでた!!!良かった良かった、ということで執筆者はHNでした☺︎

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