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2023/02/25 何の変哲もないハッピーホリデー

朝8時半に起きて、朝ごはんを食べて、朝ごはんを食べたら少し勉強して、服を着替えて化粧をして散歩に出掛けて、最近できたラーメン屋でまぜそばを食べ、たまたま開催していたコンサートを観に行き、晩御飯にカレーを作って食べて散歩中に買ったみかんを食べながらずっと気になっていた映画を観た。

そんな「理想の老後」みたいな休日だった。ありえないくらい充実した一日で、本当に最高だった。

1日を振り返って「最高!」と思うか否かはその日の充実感にあると思っている。
私は普段「今日はなーんにもしなかったな〜」と思う一日を一週間にぐ〜っと引き伸ばしたものを7つに等分したような、そのくらい実のない生活を送っている。「一日」の水溶液を倍の量の水で薄めたような日々。氷で埋まったほぼ水のジュース。

だから今日早起きして充実した生活を送ることができたのは嬉しかったのだけど、今まで毎日ほぼ水になったオレンジジュースだったものを啜りながら生きてきたものだから突然濃縮還元100%オレンジジュースを飲んでしまって体がびっくりしている。具体的に言えばものすごく眠たい。嬉しい疲労だけど、ちょっと驚いている。

昼寝せず一日生活しただけでこんなに疲れるの、将来に対して不安しかない。大丈夫なんだろうか。


せっかくだから観た映画の感想でも記録しておくか。

観た。なんか既視感があるなと思ったら「SWING GIRLS」と似ていた。

音楽が好きだし、音楽の持つ力を割としっかりめに信じている節があるので「音楽との出会いで人生が変わっていく様」を見るのは何度だって心地良い感覚を味わえる。阿部寛演じる警察官が良かった。楽器がヘタな人の演技がうますぎる。
「SWING GIRLS」も「歌魂♪」もそうだけど、この「音楽に全く興味ない私/俺が、どうしてこんな目に〜!?」っていう導入から音楽の楽しさに目覚めていくストーリーフォーマット、知ってる知ってる! となりつつもやっぱり楽しい。音楽は良いものなので、それを映画という壮大な装置を使って表現されると嬉しくなる。
それにしたって「どうして俺がこんな目に!?」系の音楽テーマの映画、ステージに間に合わない!っていうハプニングありがちすぎる。ラブライブ!のスノハレもそんな感じだったなぁと思い出した。

映画を観終わった後、ブレイクダンスの世界大会番組を観た。ブレイクダンスは来年開催されるパリ五輪の正式種目となっていて、番組内では「話題沸騰中のアーバンスポーツ」と紹介されていた。
アーバンスポーツ……。
なんだか上手く表現できないけど、ヘンなモヤモヤが残った。私にとってダンスはスポーツではなく表現方法のひとつであり、ダンスはダンスでしかないから。スポーツってなんだかな。

映画の「ブレイクダンス」が観たくなった。

サブスク無いのかな。めちゃくちゃ好きな映画です。

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