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2024/04/25 リツイートでもアールティーでもどっちでもええやん

恐山がずっとこう言い続けているのを、分かる〜と思っていた。恐山の盟友・ARuFaをも含むオモコロライターやBHB社員たちはよくRTのことを「アールティー」と呼ぶ。これが、キモい。分かる。

だって「リツイート」と呼んだ方が圧倒的に楽なのに。こういったアルファベットを集めた略語は元となる言葉の文字量がかなり多いからこそアルファベットで呼んだ時の効率が光るのだ。それなのにRetweetなんて一瞬で言い終わってしまう言葉をわざわざ「アールティー」と呼ぶ意味は一体どこにあると言うのか。
リツイート、アールティー。それぞれ発音してみるとよく分かるけども、発音した時の音の数が同じだ。五音。俳句や短歌の上五になります。リツイート、読み方変えて、アールティー。
発音した時の音の数ですら同じなのに何を略した気になってるんだ。永田さんがオモチャンなどで「〇〇アールティー」なんて言うたびにちょっと捻くれた気持ちになってしまう。まったく業界人ぶって……いや永田さんは業界人なんですけど……。

と、ずっと思っていた。

しかしすみません、謝らせてください。
RTは、アールティーです。

マーケティングの業界用語にはとにかくDAIGO的略称がめちゃくちゃ出てくる。CPO、LTV、CTA、MR、CV、CRM、RFM、等々。
マジでわからん。1日に2つも覚えられたら上等だろう、くらいの気持ちで少しずつ覚えていっている。

しかし見よう見まねでもDAIGO的アルファベット用語を喋っていると、段々慣れてくる。シーピーオーもエルティーブイもシーティーエーも、なんとなく口に馴染んでくる。アルファベットを読むことにどんどん抵抗が無くなっていく。もうCPOとかCRMとかRFMとかとかは割と毎日周りを飛び交っている言葉なので本当に慣れてきた。ちゃんと意味を理解して使えます。

そうなると、「RT」も「アールティー」になってしまうのだ。「MR」を「エムアール」と呼ぶのと同じ感じで、アールティー。「RT」という文字を見てすぐすぐ「リツイート」と変換されなくなってきた。脳内のメモリが書き換えられていく感覚がある。中学生の頃からずっと、こいつはリツイートだったのに。

でもアールティーの方が、確かに言いやすい気がしてきた。他の用語だってアルファベットで呼んでるわけだし、これだけ正式な名前で呼ぶのもヘンな気がする。
それにしても。BHBも広告代理店ならきっとCPAが…とか話しているだろうに、恐山はその流れに揺らがなかったのかな。いいな、強いな。私も、ずっとRTのことをリツイートって呼んでいたかった。でもきっと私は今後、仕事でTwitterの話をするときは「このツイートのアールティー数を見ると〜…」とか言うんだろうな。私は恐山になれない。


と、思っていたら会議で上司が「リポスト数」という言葉を使っていて椅子から転げ落ちそうになった。
そっか、今はもうアールティーどころかRTって言葉も使わないんだった!




いやリポストはアールピーじゃないんか〜〜い

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