2023/02/12 はやく最高になりたい
アイドルマスター5ブランド合同ライブ「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!!!!」が、東京ドームにて2/11と2/12の2日間にわたって開催された。
私は2日間ともアルバイトがあり、現地参戦はおろか配信を観ることもできなかった。
あ〜…………
悲しい…………
アイマスの「良さ」を全身で浴びたい……
今日はアイマスの話です。
本題に入る前に、アイドルマスターについての説明を少し。
アイドルマスターとは、バンダイナムコで展開されているアイドル育成ゲームジャンルだ。
ニコニコ動画の「三大ジャンル」の一つにも数えられており、普段アニメや二次元コンテンツには興味無いけど人も名前だけは聞いたことがある……という人も多いだろう。
有名どころとしては、
如月千早の「目が逢う瞬間(とき)」
「とかちつくちて」でよく知られる「エージェント夜を往く」
中居くんがCMに出ていたシンデレラガールズの「お願い!シンデレラ」
高槻やよいの「キラメキラリ」
三浦あずさの「ラ❤︎ブ❤︎リ❤︎」
……などなど! アイマスに触れたことが無くとも一曲くらい知っている曲があるかもしれないし、無かったらそれはそれで良い人生だと思うし、全部知っていたなら早くアイマスをやった方がいい。
アイマスは5つの「ブランド」に分かれている。
ブランドごとに事務所、所属するアイドル、展開されるゲーム、運営、何もかも違う。アイマス世界はゆるく繋がりを持っているけれど、しかしブランドごとに異なったジャンルとして確立している。
そのコンテンツを支えるゲーム事業のほとんどが課金して殴るソーシャルゲームであるため、「全ブランドでプロデューサーやってます」という人がいたら尊敬の念が寄せられる。私も無理だ。
ブランドの概要はこんな感じ。
765 PRO ALLSTARS(AS)
アイマスの祖。多くの人が「アイマス」という言葉を聞いたときに思い浮かぶ面々は大概この人たち。シンデレラガールズ(デレマス)
「デレステ」はこのブランドのソシャゲ。一番アイドルの数が多いし一番規模も大きい。アイドルが190人いる。ミリオンライブ!(ミリマス)
ASの所属する765PROの派生。アイドルが39人いて、事務所が運営するシアターで日々ライブを行う。SideM(Mマス)
男性アイドルブランド。「理由(ワケ)あって、アイドル!」をキャッチコピーに、医者や弁護士など前職からアイドルに転身したアイドルで構成されている。シャイニーカラーズ(シャニマス)
比較的新しいブランド。他ブランドが展開するゲームがリズムゲームであるのに対し、シャニマスはシナリオ重視の育成ゲームであるのが特徴。リアリティがあり丁寧なシナリオが人気。
私は3年前に友人から「ミリオンライブ!」を勧められ、アイマスを知った。ミリオンライブ!は、ASのアイドルもプロデュース対象に入っているため、言えば「ミリとASのプロデューサー」ということになる。
ちなみに、ミリオンライブ!は今年で10周年を迎える。記念すべき年だ。秋にはTVアニメも放映される。
10周年記念PV、良すぎて見るたびに泣いてしまうからぜひ見てほしい。
今日のサムネイルを飾っているのは私の担当である。ミリオンライブ!の北上麗花(きたかみ れいか)さんだ。かわいいですね〜。
ちなみにASの担当は荻原雪歩さんです。
アイマスは自らが「プロデューサー」としてアイドルたちをプロデュースしていくゲームである。なのでプレイヤーは「プロデューサー」であり、推しのアイドルはあくまでプロデュースを担当するアイドルなのである。アイマスでは推しのことを「担当」と呼ぶ。独特の文化だ。
せっかくなので麗花さんの素敵なスチルイラストをたくさん見て欲しい。こんな機会、なかなかないので……。
という感じで。担当の魅力を存分に浴びてもらったところで。
そろそろ本題に移りたい。
「ドームですよっ、ドームっっ!」
アイマスの始まりの11人、ASの赤色担当である天海春香のセリフだ。聞いたことがあるという人も多いのではないだろうか。
ドームという場所は、アイマスにとって神聖な場所だ。
アイマス世界の中で、アイドルたちは皆トップアイドルを目指して日々努力している。
トップアイドルの象徴となること、そのひとつの重大なエッセンスとして「ドームでライブをする」が挙げられているのだ。
しかしドームでライブをするまでの道のりは険しい。
2015年、前回の合同ライブ。西武ドームでのライブが開催された。
念願の「ドーム」でのライブ。しかしキャスト陣は「ドームの名のつく場所でのライブ」と表現するなど、そこには小さなしこりがあった。
ドーム。
ここを、トップアイドルとして目指す終着点として良いのか。
春香が目指した「ドーム」は、本当にここなのか。
作中での「ドーム」のモデルは、あくまで東京ドームである。
その後、2016年に東京ドームにて開催された音楽イベントで、天海春香役の中村繪里子さんはこう言った。
「15周年イヤーの中で、またここに帰ってきたい」
「そのときまであの大事な言葉はとっておかせてください」
アイマスは、2020年に15周年を迎えた。
新型コロナウイルスが猛威を奮っていた最中に、15周年を迎えてしまったのだ。
ファン待望の東京ドームでのライブ。しかし、それはコロナの影響で遠ざかってしまった。ドーム公演だけではない。たくさんのライブが流れてしまった。それでも時は過ぎてゆく。
運営も、キャストも、ファンも。皆もどかしい思いを抱えたまま、コロナ禍の中を過ごしていた。
それから3年が経って、2023年。
ついに東京ドームの地で、天海春香が言ったのだ。
「プロデューサーさん! ドームですよっ! ドームっっ!」
あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!
ついに!!!!だ。
ついについに、天海春香が東京ドームの地で「あの大事な言葉」を言ったのだ。しかも今回のライブは声出し解禁!コールも解禁!
叫び声が上がる。会場が揺れる。サイリウムが光る。
それは、ずっとずっと皆が待ち望んでいた光景に違いない。
ようやく願いが果たせたのだ。
……というのを全て人伝いに聞いてめちゃくちゃ悔し涙を流している。
だってライブ中私はせっせと働いていたのだから!!
おい!!!!
なんで私は東京ドームにいない!!
どうして?
Twitterのフォロワーたちが感想を呟いている。セットリストがRTされてタイムラインにまわってくる。アイマス初心者の自分でもヤバさが分かるセトリだ。
非公式アカウントのツイートを引っ張ってきてすみません。
天海春香と天ヶ瀬冬馬がGO MY WAY! を歌ったってマジ!?
菊地真がMOONNIGHTのせいにしてを歌ったってマジ!?
んで全員でM@STERPIECEを歌ったってマジ!?!?
詳しく書いていたらおそらく10000字を超えてしまう怪文書になるので割愛する。しかしそれぞれに歴史・背景・文脈がある曲たちを、全く新しく、かつ鮮やかに塗り替えてしまったのだ。
あ〜……。
行きたかった……。
UO(オレンジ色のサイリウム)折ってキラメキラリで山火事参加したかった……。
はやく最高になりたい
アイドルマスターのライブでは、ライブの終わりに「アイマス最高!」というコールを打つのが恒例になっている。
Twitterのトレンドが「アイマス最高」に侵食されていたら、十中八九アイマスのライブがあった日と見て間違いない。
アイマスは最高のコンテンツだ。
その感情が一気に膨れ上がり爆発してしまう場がライブであり、そしてそれを隠さず発露して良い場がライブなのだ。
そのほとばしる情熱と感謝と「最高!」という感情がまぜくって、「アイマス最高!」のコールに現れる。
「アイマス最高!」が響く東京ドーム、考えるだけで涙が出てしまう。
私も早く最高になりたい。
最高を最高として享受できるよう、このコンテンツのたくさんに触れたい。
アイマスって、すごく良いから……。
とりあえず手っ取り早く最高になるために配信アーカイブチケットを買うことにした。
ひと足先に、最高にならせていただきます。
最後に私の好きなアイマスの曲を貼って終わります。
頼む!!!!
アイドルマスターミリオンライブ!シアターデイズ をやってください!!!!
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