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土屋ゼミってどんなゼミ?ゼミ生インタビュー vol.5 トミーさん編

はじめに

こんにちは!土屋ゼミ3年のまなてぃーです。
前回の記事から非常に期間が空いてしまい申し訳ないです。
大学の遠隔講義が始まったら、想像上以上に忙しく、レポートに追われる毎日です...。
ここまで出してきたレポートの字数をすべて合わせたら、卒論くらいになるんじゃないかと思う、今日この頃です。

2年生のゼミ選択の最終期限が迫ってきていると思うので、ここから週末にかけて残りの記事を一気にアップしていきたいと思います!
今回もインタビュアーは3年ゼミ長のともが行いました。

今回のゲストは、たぐいまれなる行動力の持ち主!
4年の

富山ひなのさんです!!

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では、早速インタビューに入っていきます!



インタビュー

ーではまず自己紹介からお願いします。

「はい。宮崎大学地域資源創成学部4年の富山ひなのです。
出身は宮崎県の川南町です!」


ーあっ、県内出身なんですね。

「そうです。小学生の頃は実家が広大なぶどう畑で、ペットのウサギやヤギを畑で追いかけていました。親は好きなことは自由にしていいよという教育方針で、特に勉強しなさいとかも言われず自由にのびのび育ちましたね(笑)」


ー結構たくましいですね。

「そうそう。だからウガンダのストリートチルドレンが通う小学校で教師のボランティアに行ったときも、校庭にヤギが野放しで飼育されていて、あれ?これ実家じゃん?と思いました(笑)。」


ーすごいですね(笑)。
じゃあ、早速質問に入りますね。4年生ということで2年前にはなると思うんですけど、土屋ゼミに入ろうと思った理由というのはどういったものですか?

「2 つ理由があって、まず 1 つめは純粋にマーケティングの授業がめちゃくちゃ面白かっ た。すべての授業の中でマーケティングの授業が1 番面白くて、その理由は“マーケティングを学ぶことで社会を科学することができるのではないか?“と感じたからです。それまでは、『なんで このCM ってこういう女優さんを登用して、なんでこんな音楽をつけるんだろう』というような疑問がテレビを見るたびに湧き上がっていたんですけど、『この企業は若者に商品を宣伝したい。 だからこの女優さんを使って、TikTokのような新しいメディアで使われている音楽を使用しているんだ!』という風に社会のいろんな仕組みや疑問を、マーケティングという学問で科学していく、因数分解していく ということに面白みを感じました。」


ーなるほど。

「その背景として、大学に入って経営学やマーケティングを学ぶにつれて『この企業はどういう目的でこの商品を売ってるんだろう』というような疑問が浮かび始めて、その企業を調べる時ってマーケティングが役立つし、より深く鮮明度高くその企業を知るための武器になるのもマーケティングだなって思いました。」


ーマーケティング学びだしたら、何でももうマーケティングじゃんって思っちゃいますよね。

「そうそう。マーケティングって商品開発から販売・流通まですべてに通じますよね。」


ー何でも疑問に思うタイプの人はマーケティング向いてるかもしれないですよね。

「そうですね、確かに!
もう 1 つ土屋ゼミに入った理由は直感でビビッときたからです。大学の入学式の時にゼミの先生である土屋さん見て、1 人だけモヒカンに蝶ネクタイで、なんだこの先生は!?って度胆を抜かれて、直感でこの人のもとで学びたいって思いました。で、ようやく 2 年になって土屋さんの 講義が始まって、やっぱりめちゃくちゃ面白くて、『この先生のゼミ入ろっ!』と第一回マーケティングの授業の時に決めました。あと、ゼミの先生である土屋さんはアカデミックな部分と企業のマーケターとして実務を経験されてきた2つの強みを兼ね備えていて、実学と学問の両方を経験している人のもとで私は学びたいと思いました。以上の直感とマーケティングっていう学問が面白かったという 2 つの理由で土屋ゼミを選びました。」


ーなるほど。
じゃあ次の質問なんですけど、実際に土屋ゼミに入って正直なところどうでしたか?

「自分の選択は大正解だったと思ってますね。まず土屋ゼミに入ったら輪講(あるテキストを数人で分担し、調べた事を順々に講義しあうこと)でコトラー&ケラーのマーケティングの専門書を読まなければならないんですけど、院生レベルの学術書なので、これを学部の時代から読み切るという経験は、自分は1,000ページの専門書を読めるんだっていう自信につながりました。それに、ゼミ生全員で輪講をするなかで、お互い一切妥協を許さず、真剣に講義し合うという空気感が好きでした。 土屋さんに特に言われていたのは“きちんと言語化をする”ということ。それまで私は何気なく言葉を発していたんですけど、言語化を意識するようになってから、言葉の定義を深く考えて、分かりやすいように説明するというコミュニケーション力が養われました(トミーさんは「自分はまだ、発展途上ですけどね」ともおっしゃってました。) あと、土屋ゼミは多様性を何よりも重視していて、いろんなバックグラウンドをもった子たちがゼミに入るので、相手の気持ちを察する能力や質の高い議論をみんなでつくっていくという意識は、 みんながガチで学びたいと思ってる土屋ゼミだからこそのチームワークかなって思います。」

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(日南でゼミ合宿を行ったときの写真)


ー次なんですけど、今4年生ということで就活はどういう方向性の会社を受けているとか内定もらったていうのはありますか?

「去年の夏からインターンに参加していたe-Learning系の会社に行こうと思っています。その理由としては、私がアフリカの教育格差をテクノロジーで解決したいっていう壮大な夢をもっていて、それは私の生まれた環境にも起因しています。私が生まれ育った小さな町では、お金や親の都合で勉強したくても勉強できない友達がいて、教育格差や所得格差を身近に感じていました。教育って万人が受けるべき権利だと思っていて、教育は人や社会を創っていく礎のようなものだから、その権利が満足に与えられない人を見ると、当事者のように考えてしまうんです。その課題感をもったまま大学に進学し、JICAの方や国連の方とお話しする機会が増えて視野が広がって、『教育格差で本当に困っている人たちは誰なんだろう』って考えた結果、アフリカの子供達なのかな?と思って、トビタテ留学J A P A Nを利用して世界14位の最貧困国ウガンダへ行きました。すると、ほんの一握りだけれども、毎日生きるか死ぬかの世界がそこにはあっ て...。私が通っていたストリートチルドレンが通う小学校も教科書も先生も学校施設も全然足りない!でも、ひとり1台は携帯を持っていて通信環境もある。これって日本のe-Learningのノウハウとかテクノロジーをウガンダで応用すれば解決できるじゃんって思ったんです。

その手段の 1 つとして、e-Learningが課題解決に有効なんじゃないかなと思いました。先生も教科書も施設も足りないけど、PCやスマホ1 つで勉強ができるっていうのは今のアフリカととても親和性がある。ウガンダに行ったことで、課題の本質を1次情報として知り、アフリカの教育格差をテクノロジーで解決したいという夢がますます強まりました。

なので、卒業後はe-Learningのコンテンツを制作している東京の会社で経験を積んで、自分の夢が冷めない限りは起業してアフリカの教育格差を自分の力で解決できるような人になりたいなって思ってます。まずは新卒1年目に内定を頂いた会社を修行の場として捉えて、爆速で成長していきたいと思います。」


ー自信の経験した課題から、同じ課題を抱えている人を助けたいという視点で企業選びをしたっていうことですかね。

「まさにそうですね。
あとは、内定を頂いた会社がマーケティングに強くて、ビジネスを構築する手法が私の思考法と合っているという理由もあります。目の前に困っている人がいるのならば、匂うレベルまでニーズを調査しまくって、そこからマスの市場を狙っていく、圧倒的当事者意識が事業領域の随所に感じられる会社で、課題解決に上手くマーケティングを取り入れています。


なので 2 軸ですね。マーケティングが強いっていうのと自分の夢に近づける環境がそこにはあるっていう理由でその会社に行きます!」


ー他にも受けてたんですか?

「20くらい受けましたね。ウガンダから帰国してすぐにインターンに参加し、3年の夏から就活していたので冬頃にはもう企業を決める軸が定まっていましたね。」


ー就活をいていくうちに定まった感じですね。
じゃあ次の質問にいきますね。2年生に向けて今すべきこととか、ゼミ選択をする上でのアドバイスをお願いします。

「ゼミ選択をする上で各ゼミの先生へ訪問に行くと思うんですけど、先生との対話の中で自分が何に興味をもっているのか、何に問題意識を持っているか漠然と考えると思います。それがどのゼミなら出来そうか?を当てはめていったら自ずと答えは出てくると思います。」


ーたしかに。

「あとは、直感力って結構大事なのかなって思っていて。直感って凄いパワーを秘めていて、これまでの経験をもとに構成されている本能みたいなものだから、ビビッとくる先生とか、なんかこの人いいなって思ってるところに行けば正解だと思います。そこで妥協して、自分はやっぱり受からなさそうだからとかとりあえずこっちの方が楽だからって理由で決めて後悔してる子は見てきました。なので、自分の興味分野と直感に従ってゼミ選びをすることをお勧めします。」


ーでは、土屋ゼミ志望の2年生に一言お願いします。

「土屋ゼミは心の中に熱い何かを秘めている人は合うと思います。みんなタイプはバラバラだし興味分野も様々だけれども、みんな何か熱いものを秘めているのは共通しているなって思う。だから、ゼミにいおいて妥協を許さない空気感が自然と醸成されているのは当然だなって感じます。」


ーマーケティングはどんな業界でも使えるから、したい方向性が違っても学ぶことは一緒って言うのが面白いですよね。

「確かに、確かに!他の学問だとなかなかないですよね。だから、汎用性ありますよね。一度は学んで おくべき学問だって断言できる。」


ー今日は、お忙しい中快くインタビューに応じてくれて、ありがとうございました!

「いやいや、こちらこそありがとうございました。
めっちゃ話しやすくて、楽しかったです!」



おわりに

いかがだったでしょうか。
トミーさんが持っている熱量を存分に感じることのできる記事だったのではないでしょうか。
疑問に思ったことうあ課題感を持ったものに対しマーケティングを片手に切り込んでいく姿勢は、私自身見習っていきたいなと感じました!
これまでトミーさんの話を詳しく聞く機会がなかったので、勉強になることもたくさんありました!!
ぜひ3年生にも読んでほしい記事ですね。

長い記事となりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました!

次回は、今年の春卒業された1期生のゼミ長、副ゼミ長の3名にインタビューさせていただきました!
お楽しみに!!

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