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土屋ゼミ 2022年 夏合宿 長野・新潟編

 こんにちは!土屋ゼミ10期の酒井明日花です。
 今回のゼミジャーナルは「土屋ゼミ2022年夏合宿 長野、新潟編」となります。
 1、2日目に軽井沢セミナーハウスで研究発表をした後、3、4日目は長野、新潟で新聞社見学をしました。
3日目 9月20日 火曜日
 当初は台風の影響が心配されていましたが、東京と比べて軽井沢はあまり台風を受けませんでした。雨が降っても小雨程度で、台風は3日目の午前中に日本海側へ通過していったため、土屋ゼミ10期は予定通り長野の新聞社見学に行けることになりました。
 10時に軽井沢セミナーハウスをチェックアウトした私たちは各自自動車組、電車組で分かれて『信濃毎日新聞社』を目指すことにしました。
 電車組は本来ならローカル線で長野駅を目指し、到着後に先生とお昼ご飯を食べる約束をしていましたが、雨の影響もあり出発時間が遅れてしまったため、お昼ご飯の時間が取れない可能性が高くなってしまいました。
 そこで先生と相談した結果、私を含めた電車組はタクシーで軽井沢駅まで戻り、新幹線で長野駅を目指すことにしました。
 私たちは信濃毎日新聞社を訪問した足で新潟まで向かう予定だったので、軽井沢駅で新潟行きの特急列車の切符を買いました。長野駅から新潟駅までの直通の新幹線が無かったため買い方が複雑で、電車好きのゼミ生と駅員の方に教えてもらいながら、どうにかして待ち時間内に購入することができました。
 そして電車組は12時頃に長野駅に到着しました。長野駅では土屋先生と一緒に、長野名物の馬刺し丼を食べました!私としては馬刺し自体が初めてだったので、馬刺し特有の美味しさにひどく感動しました。また長野を訪れる機会があれば、もう一度馬刺しを食べに行こうと思います!そして土屋先生、美味しい馬刺しをご馳走様でした!

信濃毎日新聞社
 昼食後は、13時30分を目標に信濃毎日新聞社長野製作センターを目指しました。そして13時30分前に信濃毎日新聞社に無事到着し、しばらくして自動車組とも合流することができました。全員集合できた後に、その日の目玉である印刷工場の見学を始めました。印刷工場の現場見学では特別に夕刊の発行作業を見せていただきました。印刷機が想像以上に大きく、そして今まで見たことなかった新聞製作の裏話にゼミ生一同は終始圧倒されていました。
続いて信濃毎日新聞社長野本社に移動し、信濃毎日新聞社の展示、編集局の見学をしました。
 信濃毎日新聞社の歴史を探る展示では、信濃毎日新聞社の取材・編集作業の歴史についてより詳しく勉強しました。活版印刷時代の備品を始め、ワードプロセッサーに至るまで、かつての記者が記事執筆に使っていた備品が数多く展示されていました。中には「あさま山荘事件」の際に使われていた物など、歴史的事件の取材現場で重宝されていた貴重な備品も展示されており、歴史の重みも感じました。


<写真①>信濃毎日新聞社 展示


 最後に、私たちは実際の編集室を見学しました。翌日の朝刊に向けた会議を見学し、新聞現役記者の方々にお話しを伺うことで、新聞記者OBインタビュー前に、新聞記者として働くことへのイメージを掴むことができました。
 新聞社見学が終わった後、自動車組は直接新潟へ向かいました。私たち電車組は、予約していた特急列車までの発車時刻まで余裕があったため善光寺を観光することにしました。しかし、その日は善光寺の目の前に着いたものの、観光するほどの時間が無かったため、門の前で一礼をしてから急いで駅に向かいました。個人的には悔しいのでいつかまた善光寺の境内まで足を運び、しっかりお参りをしてみたいです!後日インタビュー調査で長野に行ったゼミ生はリベンジできたとのことなので、羨ましい限りです!
 発車時刻ギリギリに電車に乗り、一度特急列車を乗り継いで、数時間かけて新潟に到着しました!
 着いたのは19時過ぎと遅くなってしまったため、この日はひとまず解散し、各々宿に戻りゆっくり疲れを取りました!

4日目 9月21日 水曜日
 午前中はオフでした!
 私を含めた10期女子は海沿いに来たこともあり、ホテルのチェックアウト後に日本海を見に行きました!本当は有名な日和山浜海水浴場に向かう予定でしたが、タクシーの運転手の方に勧めで穴場スポットである関谷浜海水浴場に目的地を変更しました。
 初めて見る日本海はとても青くて綺麗でした!遠くにうっすらと佐渡島が見えて、太平洋とは違う光景にワクワクしました!


<写真②>日本海の青い海


 この日は13時半に新潟日報本社メディアシップに集合予定だったのですが、海での滞在時間が長すぎたことと、一本バスを逃してしまったこともあり、メディアシップに着いたのがかなりギリギリでした…。お昼ご飯はメディアシップのすぐ近くのファミリーマートでおにぎりを買い、立ち食いで済ませました。

新潟日報社
 13時半に集合した後、私たちは新潟日報社代表取締役会長の小田敏三氏にお目にかかりました。小田氏の学生時代の思い出や新潟日報社に入社した経緯、そして新潟日報社入社後の活動内容、経営者としてのビジョンなど、幅広くお話を伺うことができました。小田氏は私のインタビュー予定の相手だったので、この日のお話はインタビューを実施するにあたって大変参考になりました。
 その後、私たちは信濃毎日新聞社の時と同じく、編集局見学に移りました。ここでも実際の現場に身を置くことで、新聞社で働くことへのイメージ、記者活動の実態を前日より詳しく把握することができました。
 編集局を見学し終えた私たちはメディアシップの展望台に上りました。展望台からは新潟市全体が見渡せて、晴れていたこともありまさしく絶景でした。


<写真③>展望台からの景色


 その後、私たちは新潟日報社黒崎本社へ向かいました。ここはメディアシップ完成前の新潟日報社の中心拠点で、かつては編集局・印刷工場があった場所に、現在は既存の印刷工場と新設の新聞博物館(おもしろしんぶん博物館)が置かれています。
 私たちは初めに新聞博物館の見学から始めました。本来、博物館の展示は小学生向けのコンテンツとのことでしたが、随所に工夫が凝らされていてどの展示も見応えのあるものでした。新聞社の仕組み、そして新潟日報社としての取り組みについて基本から学ぶ直すことができ、取材活動に向けて知識を強化することができました。
 施設を一通り見学した後、自動車組は帰路に着き、私たち電車組は先生に古町通を案内してもらいました。先生の都合もあり、駆け足とはなってしまいましたが、新潟市内の古町通の立ち位置、そして先生の思い出話を伺いました。
 先生がお帰りになられた後、残った電車組は海鮮が有名な新潟県に来たこともあり、お寿司を食べに行きました!奮発して7000円コースのお寿司を注文し、お座敷で贅沢なひと時を過ごしました。帰りの新幹線までの時間がギリギリになってしまい、冷や汗をかきましたが、どうにかして皆帰宅することができました!


<写真④>7000円コースのお寿司


 僅か4日間で軽井沢、長野、新潟を訪ねるというハードスケジュールでしたが充実した4日間でした!そしてこのような貴重な機会を設けてくださった土屋先生に感謝申し上げます。お世話になりました!

※ヘッダー写真は後日、インタビュー調査終わりに善光寺に訪問した際の写真を使用しております。

文責:土屋ゼミ10期 酒井明日花