2019.03.20 - 水曜日のネコを飲めた日

3月20日。水曜日。良い陽気。

なんとなく具合が悪いようで、なんとなくと書くとあまりにも茫漠としているので、具体的に書くと、喉が痛くて、口の中の鼻と結合する部分が猛烈に痛くて、それはこれ以上ないくらい不快なものでありました。

会社に行く途中、読書、読書と思い、会社の編集の方から借りている『動画2.0』を読むことにした。面白い作りになっていて、それはそれはさくさく読み進めることが出来ると同時に、知らない知識が無駄なく頭の中に入ってくるような書籍で、とても良いものを読んでいるのかもしれない。という衝動にかられてならなかったのでした。

テレビCMは結局の所、スーパーの棚取りの1つの手段。

ということがなんとなく分かって、なるほど。と思ったのでした。そりゃあメーカーの営業は、スーパーに対して「3,000GRP(CM量の単位)出ます!」みたいなことを言ってセールスするわなと。そりゃあ消費者はちょっと飲んでみるか…という気にもなり、せっかくスーパーに行ったのに品切れであれば「なんだよこのスーパー」となりかねないのは、まあ至極当然の流れな気がしました。

会社では、具合が悪いながらも仕事。ようやく落ち着いてきた…と思う暇もなく、相変わらず忙しくて少々心への負荷が大きくなってきている気がしてならなかった。

しかし私をつなぎとめているものは「心をすり減らずにするハードワーク」というこの目標があるからに他ならない気がしています。

なんとか仕事を終えようと思ったものの、重い重い企画書がほとんど手付かずで、すると一緒にプロジェクトを進めている先輩から「どう?私は今からです…」という連絡が入り、結局金曜日に回そうということになって、体力の限界を感じていた私は帰ったのでした。

21:30会社を出る。

家の近くのスーパーで、ビールを3本購入。家に着いて「水曜日のネコ」を開け、飲んだ。ちゃんと水曜日に「水曜日のネコ」を飲めることにちょっとした安堵がありました。

そのままアルコールが疲弊しきった身体全体に染み渡り、『動画2.0』を開くもなかなか読めず、布団で少し休もうと思って、横になったのでした。

横になった所で、とても眠くなり、明日は、横浜美術館に最果タヒの展示会を見に行くのだと、そう思って、寝たのでありました。

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