時間といのち
時間とは、いのちそのもの。
私たちは地球に生まれた瞬間から
死に向かって歩みをすすめている。
毎秒呼吸を繰り返し、
感情が生まれてはどこかへ消えゆき、
頭の中ではぐるぐると思考がめぐる。
私たちの意思に関係なく、
地球はまわり、季節はめぐる。
身体の中では日々細胞が生まれ変わり、
食べたものは消化・吸収され、排泄される。
日が昇り、日が沈み、
今日という一日がまた過ぎていく。
そうやって過ごした一日一日が、
人生をかたちづくっていく。
人生は、時間が積み重なったもの。
時間の積み重なりは、いのちの営みそのもの。
「この世に絶対はない」というけれど、
「変わらないものはない」ことだけは変わらない。
人生の中で、二度とやってくることのない
「今」という時間。
いのちの営みとしての「今」。
毎瞬生まれ変わる「今」をどのように生きようか。
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