孤独からの学び

一人暮らしをはじめてから孤独を感じる日々が続くようになった。

誰ともしゃべらない淋しさ。
心の中で積もっていく感情。
すべてを一人で決めて、やることのたのしさとストレス。

苦しい。。。

孤独に耐えきれず、徐々に生活が乱れはじめた。
自分のために料理をするのが億劫になったり、
大好きな皿洗いをしないまま寝たり、
漠然とした不安から過食気味になったり・・・。

これまでできていたはずのことが、
一人になってなぜかできなくなってしまった。
丁寧な暮らしに憧れていたのに、
できない自分に余計にストレスが溜まった。


私は思っていたより弱い人間だった。


このままではいけないと思っていたある日。
ふと、「この孤独もきっと、味わうためにあるのだと」気づいた。
私が孤独になることで、
きっと、世の中の孤独な人たちの気持ちがわかるようになるから。

これまでの私は、常に周りに誰かがいた。
家族、友人、仲間、同僚、お客さん。
当たり前だと思っていたが、一人になってはじめて
私にとっていかに大切で素晴らしいものだったかということに気づいた。

人間とはあまのじゃくなもので、
集団の中にいるときは
「一人の時間がほしい」と思っていたのが
いざ一人になると
「私を理解して、いっしょに活動してくれる仲間がほしい」
なんて思ってしまう。

まわりに他人がいたとき
「人目が気になって〇〇できない」と
できないのを人のせいにしていた。
でも、今気づいた。
できないのは他人のせいではなく、
自分の弱さのせいだったのだと。
ただ、私が未熟だっただけだと。

自分の弱さを認めよう。
ありのままの私を認めよう。

その上で、
今の私に必要なことはなにか？

それはきっと、「自信」だ。
自信とは、「自分を信じる」こと。

「私はかけがえのない存在だ
　私は守られている
　私はできる」
と、信じてみる。

自信はすぐにつくものではなく、積み上げていくしかない。
「自分はできる」と何度も自分に言い聞かせながら、
小さな行動を積み上げるしかない。
自分を信じられるように、自分に恥じない行動を。

誰も見ていなくても、私は私のことをちゃんと見ている。
いつだって、どんなときだって、そばにいるのは自分だから。

大切なものに気づかせてくれた
孤独に感謝しよう。

いつか孤独な人と出会ったときに
その気持ちに寄り添って、勇気づけられるように。
私は今から自信を積み上げていくよ。
孤独さん、ありがとう。


最後までお読みいただきありがとうございました。
かけがえのない今日が素晴らしい1日でありますように✨