お風呂のネギ
先日のこと。
今年から社会人になった長男が、
お風呂のネギは捨てていい?
と聞いてきた。
…はい、来たね。
なんのはなしですか?
長男は
お風呂掃除係だ。
クオリティは低いが
だいぶ
言われなくてもやる
くらいに育ってきた。
そのお風呂掃除の途中で
ネギ
の処分について
疑問に思ったようだ。
はいそれは
捨ててくれたらありがたいけど
ネギではないね。
とわたしが答えると
知ってる。
身体たたく草でしょ。
あ
ササ?
わたしは
20何年
年中行事を取り入れた子育てを
してきたつもりだったが…
端午の節句に
ササ湯を入れたことはない。
あ!そうか!
とひらめく長男。
かしわだ!
あぁ。惜しい。
季節感は出てきた。
ヒントは…
最初の文字が大きくて
次の文字は小さい。
わかった!
きゅうり!!
いや絶対分かってないだろう。
きゅうりの形態を
知らないわけないよね。
そして長男がたどりついた答えは…
びょうぶ
んーーーー
惜しいと言っていいのかどうか
わからない。
ボケとツッコミのつもりか?
わたしはおちょくられているのか??
一応
それは
桃の節句に
おひなさまの後ろに立てるやつな
と
ツッコミいれといてあげよう…
そこへ現れた三男。
お風呂に入れる草
なんだか知ってる?
と聞いたら、
あ、身体たたくネギね!
わたしは
身体たたくことだけ教え
植物名を教えてなかったのかもしれない…