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我が家初の破損届

中学生の娘が
「破損届」
を持ち帰った。

学校の
トイレのドアを
足で開けたら
壊れちゃったーー

とのこと。

うわーーっ
それは
公共物破損ですね…
ということは
「破損届」とは
つまり
始末書ですね…



娘は
4人兄妹の4番目で
お兄ちゃんが3人いる。

兄たちの中学時代は、
まぁ
男子によくあることで、
ケンカしたり
暴れたり
問題起こしたりしていて、
わたしもよく
学校から電話かかってきたり
謝りに行ったりしていたのだが…

そういえば
公共物破損の始末書は
一度もなかった。


というわけで
男子3人育てた母が
中学校保護者11年目にして
初めて
「破損届」を
目にするということになった。

こうなると
もはや
状況うんぬんよりも
まず
「破損届」というものの存在が
気になってしかたない…


昔から「破損届」ってあったの?
と聞くと
兄たちは
友達が書いてたわー
などと言う。

そうか。
以前から存在してたのか。

キミたちは
なにも壊したことないの?
と聞くと
うんうん壊さないよー
と軽く言う。

ほんとか?
壊さなかったつもり…
自分でもとに戻したつもり…
だっただけでは??


とにかく、
兄たちに比べると
ケンカもせず
乱暴でもない娘が
我が家初の
「破損届」
となった。


本人に聞くと
どうやらはずみで
タイルがポロッとはがれたようで
大規模に破壊したわけでは
ないらしい。
「これからは足で開けずに
手で開けます」
と反省している。

母も
初の破損届に
「学校施設を大事に扱うよう
親子で話しました」

保護者コメントを
心を込めて書き込んだ。

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