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『すずめの戸締まり』の思い出

先週
金曜ロードショーで
『すずめの戸締まり』をやっていた。

夜の映画は
どうにも眠くなってリタイアすることが多いのだが、
大好きな作品なので
ちゃんと最後まで
ウトウトせずに見れた。


この映画は、
公開当時に
「ぜーーったい映画館で見たほうがいいよ!」
と息子たちに勧められ、
中学生の娘と一緒に見に行って
ふたりでハマった
思い出の作品。

娘、
ハマりすぎて
何度も映画館へ行く。
ポスターやパンフレットを買う。
パンフレットでは飽き足らず
小説版を買う。
学校の朝読書の時間に
小説版を何周もリピートする。

この世界観が
すごく好きだ!
美しい絵が
すごく好きだ!

熱く語る。
語り続ける。

そう、
このひと
すごい熱量で
急速に深く深くハマるひとなのだ。


わたしも
すごく印象に残る作品だなぁ
と感銘を受けたので、
娘と一緒に
この映画のことを楽しもうと思って…
うっかり
調子に乗って…

おかえしします!

(↑映画の中のセリフ)
などと言いながら
ドアを閉めてみたりした。

そのとたん。
娘が
非常に冷たい目でわたしを見て、

あのね
そういうの
ほんとやめてくれる?

と言い放った。


えええ?ええ?
好きな作品って
なんかそうやって
セリフ再現してみたりして
楽しむもんじゃない??
おばさん、
方向性まちがった??😂


その後もわたしはうっかり
「ダイジン」(映画内のキャラクター)
のぬいぐるみを玄関に置いて

ミミズのアタマをおさえてる

(↑映画の中の設定)
などと発言し、
娘に
この上ない嫌な顔で
そういうのやめてと言われる。

もはや
娘と
好きな作品の共有のしかたが分からず
おばさん
迷子になる…😂


…という
ほっこりする思い出のある
すてきな映画です。

テレビで見て
改めて
作品の素晴らしさと
娘とのやりとりを
思い起こしました。

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