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【2024年版・初心者向け】日本人のFantomチェーンへの入り方1️⃣

みなさん、はじめまして。あずまです。

私は、FantomJPというFantomチェーンの日本語Discordコミュニティを運営している一人です。日本のDiscordコミュニティではここが初めてなんじゃないかな?と思ってます。
(TelegramにはF魔界専門店という素晴らしく濃いコミュニティがあります。)

この投稿は仮想通貨を始められた方、これから始める方にFantomというチェーンがあり、他のチェーンと何が違うのかを解説し、実際にFTMチェーンへの入り方を説明するものになります。


Fantomってなーに?

Fantom(ティッカーシンボル:FTM )はFantom財団(https://fantom.foundation/)が開発するレイヤー1のブロックチェーンプラットフォーム。EthereumやSolanaなどと同じくFantomという名前のDappsを構築するための基盤となるプラットフォームとなります。
Fantomのメインネットは2019年12月にロンチされました。

めちゃ要約すると、ビットコインともイーサリアムとも違う、Fantomというコインの事です。

時価総額

CMC(世界中の仮想通貨情報が集まっているサイト)によるとFTMの時価総額は43位(2024年3月24日現在)で、日本円にすると約4,440億円となっています。
出典(https://coinmarketcap.com/ja/currencies/fantom/

取引できるCEXのペア数

2024年3月現在、FTMを取引できるCEXのペア数は197件。BinanceやBybitなど大手CEXでも当たり前に取引をすることができます。
残念ながら日本の市場で直接取り引きをすることができません。

CEX:企業が運営している仮想通貨の取引所の事

SNSのフォロワー数

公式X(https://twitter.com/FantomFDN)のフォロワー数は36.1万人、Solanaの公式が253.6万人なので、まだまだ伸びしろがあると考えられますね。
その他にもTelegram、Discord、reddit等、主要なSNSは準備されています。

Fantomの特徴

Fantomの特徴は、トランザクションの処理が早く、ガス代が安いことが挙げられます。

ガス代

直近のガス代は1~2円程度でした。(Swap時のガス代、参考程度にお願いします)最近アップデートされたEthereumのガス代は193円くらいなので、比べてもガス代が安いと思われます。

ガス代:取引をするときにかかる手数料の事

トランザクションの速度と安全性

トランザクションの処理速度はChainsprectによると、最大181トランザクション/秒(TPS)と発表されています。直近の使用した感覚では1秒かからないくらいの速度です。
処理速度が早く安全な理由はDAGという、データ構造を行っているからですが、このあたりの細かい説明はCoinpostさんの記事がわかりやすいのでそちらを御覧ください。

トランザクション:取引の事

最近のL2の登場でどうなった

しかしながら、EthereumのL2チェーン(AirbtrumやBlast)が登場し、速さやガス代の安さでのFantomの優位性は失われつつあります。

L2:レイヤー2の事、なんやかんや今風に昔のをアップデートした新しいチェーンのこと。

それでもFantom推しの理由

純粋にロンチから触り続けており、自分が好きという理由が一番大きいと思います。肌感覚的には他のチェーンと比べて、真面目なプロジェクトの割合が多く感じられます。

Fantom財団が厳しくプロジェクトのチェックを行っており、財団がお墨付きをつけたプロジェクトは詐欺なども少なく比較的安心して参加することができるので、資金を失う可能性が低くなるのもメリットと感じています。

※ただし魔界のような危険なプロジェクトも存在しているので適切に情報を集めましょう。

2024年春 sonic アップデートがくる

Fantomはもう間もなく、sonicというアップデートが待っています。
現在のOperaというバージョンからsonicに代わります。

sonic については、公式サイトで以下のように記載されています。

・新しい仮想マシンである Fantom 仮想マシン (FVM) は、超短いファイナリティを維持しながらトランザクション スループットを大幅に向上させます。
・新しいデータベース ストレージ Carmen は、ストレージ要件を最大 90% 削減し、バリデーターのコスト効率を高め、財団のアーカイブ ノードの展開能力を数週間から約 36 時間に短縮します。
・最適化された Lachesis コンセンサス メカニズムにより、トランザクション プールが大幅に改善されました。

ファントム財団公式:https://fantom.foundation/sonicPage

sonicのアップデートでどうなる?

このアップデートでは、これまでより早く、よりエコになるという内容です。

正直、アップデートされて大きくFantomが変わるとは思っていません。どちらかというと、財団がFTMのマーケティングに力を入れるかどうかに注目したいです。

FTMの価格はここ最近、BTCの上昇に引っ張られる形で、一ヶ月で133%の価格上昇をし1$を超えました。

このアップデートで優良なプロジェクトが増え、ユーザーが増え、時価総額が増えることでFTMの価格が更に押し上がることを期待しています。


Fantomチェーンの始め方【お待たせしました】

ようやく、本題のFantomチェーンの始め方です。
前提としてブラウザはGoogle Chromeを利用してください。

手順としては次のとおりです。
すでに理解しているところは飛ばしてください。

  1. 日本の仮想通貨取引所を開設する

  2. 海外の仮想通貨取引所を開設する

  3. Google chrome にウォレットをインストールする

  4. 海外の取引所へ仮想通貨を送付する

  5. 海外の取引所でFTMへ交換する

  6. 自分のウォレットへFTMを送付する

  7. ようこそFTMの世界へ!

1.日本の仮想通貨取引所を解説する

まず初めに、日本の仮想通貨取引所を開設しましょう。
私のおすすめはbitbankです。

2.海外の仮想通貨取引所を開設する

いろいろな海外取引所がありますが、今回は2つご案内します。
※それぞれリファラーコードリンクなので、ご了承ください。

Bybit

https://www.bybit.com/invite?ref=AQN37

Binanceのグローバル版にアクセスできなくなった今、Bybitがグローバル版にアクセスするには最大手になります。
日本語にも対応しており、触りやすい取引所になります。

Bitget

https://share.bitget.com/u/2LHQMG3Z?clacCode=1EUE7XK5

こちらも日本語に対応しており、使いやすい取引所になります。

海外取引所は、突然日本からアクセスができなくなる可能性があるため、すぐに移動できるように、複数開設しておくとことをおすすめします。

3.Google chrome にウォレットをインストールする

Google chromeの拡張機能でソフトウェアウォレットをインストールしましょう。私のおすすめは次の2つです。

Metamask

ソフトウェアウォレットといえばこれ。というぐらい、歴史のあるウォレットになります。進化をし続け、初心者にも使いやすくなっています。

Rabby Wallet

こちらも、とても使いやすいウォレットです。私はこちらをメインで利用しています。

ウォレットの開設方法や詳細な説明などは、他の方も多く解説されていますので、そちらをご覧になることをオススメします。

気をつけてほしい点は、開設時にシードフレーズという12個の単語をメモするように言われますが、これを絶対に人に教えてないでください。
銀行の暗証番号と同じくらい大事なものになります。

4.海外の取引所へ仮想通貨を送付する

ここまで準備ができたら、日本の取引所で仮想通貨を手に入れてください。
おすすめはXRPかXLMです。理由は出金速度がはやく手数料が少ないためです。

まずは日本円で仮想通貨を購入しましょう

手に入れた仮想通貨を海外取引所の自身のアドレスへ送付しましょう。

この方の記事がとーってもわかりやすかったので、一読ください。

5.海外の取引所でFTMへ交換する

しばらく待って、海外取引所の自身のアドレスへ着金したことを確認したら、FTMと交換しましょう。
多くの場合は、一旦USDTかUSDCへ交換したあとに、FTMへの交換が可能になります。

USDTでFTMを取引

6.自分のウォレットへFTMを送付する

海外の取引所から、自身のソフトウェアウォレットのアドレスにFTMを送付しましょう。このとき、チェーンタイプをFTMにしてください。

7.ようこそFTMの世界へ!

以上で、FTMの世界へ入る準備が完了しました!
Fantomチェーンには様々なプロジェクトがあります。

次回の記事では、Fantomチェーンの基本的なプロジェクトの紹介をしようと思っています。
トークンを購入するためのDEX、トークンを預けて増やすDefi、ゲームが遊べるGameFi、トークンを貸し出すレンディング、NFTの売買をするマーケットなどなど。

追伸:
最近のFantom財団が24年のQ1レポートを出していますので、読んでみると理解が少し深まるかもしれません。

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