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家を借りよう!〜内見編〜

こんにちは!
不動産エージェントで個人投資家のつぶ貝です!

今回は家を借りる際の内見時のポイントについてお話させていただきます!
1日の1/2以上を過ごすお住いを探すお手伝いになれると幸いです。

特に最近はテレワークも増えております。
ご自宅で長い時間を過ごされる方も多いのではないでしょうか?
どうせなら自分の生活が楽しくなるような家に住みたいですよね!
今回はそんな物件探しの中でも、内見時のポイントについてお話させていただきます!

内見時のポイント

早速ですが、内見時のポイントについてお話させていただきます!
ポイントは以下の5点。
①自分が実際に暮らすことをイメージ
②生活動線を確認
③コンセントの位置から家具配置を検討
④写真じゃ分からないことの確認
⑤近隣環境の確認

どれも快適な住環境を手に入れるためには大切なことです!
ぜひ少しでもご自身の理想に近い物件を見つけられるよう、頑張ってください!

それでは詳しく見ていきましょう!

自分が暮らすことをイメージ

まず真っ先にしてもらいたいのはこちらです。
あなた自身が見学する物件を気に入らなければ、そこに住んでいても楽しくありません。

それは言葉で表せないことも多いかもしれません。
◆何となく、雰囲気が気に入らない
◆イメージと違う
◆住んでるイメージが湧かない

これらは決して悪いことではありません。
人の第六感は、人生の経験から導き出されるものです。

あなたがもしその家を気に入らなければ、自分でも気付かない何かがネックになっているはずです。
そんな時は迷わずほかの物件を見てみましょう!
比較してみて気が付くこともあるかもしれません!

生活動線を確認

イメージが掴めたら、次にそのイメージを具体化していきましょう!
生活動線とは、例えば以下のようなケースです。

【例:洗濯】
洗濯機を回す

洗濯物を洗濯バサミにつける

洗濯物を干す(ベランダor室内)

洗濯物を畳む

これらの動線を実際に家の中で見てみましょう!
洗濯物をするために、ベッドを置こうと思っていた場所を通らなければいけないと、とても不便ですよね…
あるいは、洗濯機から洗濯バサミで干すスペースがないと、雨の日大変ですよね、、、

そういった生活動線は、意外と重要です。
物件の中には、オシャレさを重視してとても非効率な造りになっているお部屋もあります。

オシャレさを取るのか、便利さを取るのか。
ご自身で納得して決めることと、知らずに後から気付くのでは大違いです。
後悔のない選択をするためにも、ぜひ生活動線などを通してよりリアルな生活をイメージしてみてください!

コンセントの位置から家具配置を検討

生活動線がイメージできたら、いよいよ家具のレイアウトについて考えていきましょう!
コンセントやテレビのアンテナ、光回線の位置により、家具の配置がある程度決まってしまいます。

もちろん、無理矢理延長コードなどを駆使すれば、コンセントの位置を無視して家具配置ができるかもしれませんが、あまりオススメはしません。
延長コードが伸びているのは見栄えも良くないですし、埃なども溜まりやすく、掃除も面倒です。
生活の満足度・利便性を上げるためにもできる限りコンセントの近くに電化製品を集中し、延長コードの使用は必要最低限に留めましょう!

また、人によって使用する電化製品も違ってくると思います。
部屋にあるコンセントの数もしっかりと確認しましょう!

一部のハイスペックなものを除いたPCやスマホ、扇風機などの使用電圧が低いものでしたら、ひとつのコンセントから電源を引いてきても問題ありません。
ただ、電圧が高いドライヤーやこたつなどを同じコードで使用することは大変危険です。

ご自身の生活をイメージし、コンセントの位置と個数をしっかりと確認しましょう!
特にキッチンや水回りは足りないことが多いので要注意です。

写真じゃ分からないことの確認

前述のコンセントもこれに当たるのですが、内見時はぜひWebや広告の写真では確認できないことをしっかりと見ておきましょう!
チェックいただきたい項目の例は以下の通りです。

◆日当たり
◆周囲の建物との距離
◆周囲の建物からの視線
◆ご近所の入居状況
◆風通し
◆ベランダの雨が防げる範囲(屋根の確認)

例えば、南向きのおうちでも目の前にアパートがあり、日当たりが悪いこともあります。
日当たりはある程度確保できても、目の前に他人が住んでいたら、あまり洗濯物は干したくありませんよね、、、
そういった生の情報は現地に行かないと分からないことが多いです。
ぜひご自身で足を運んで、お部屋の環境について知っておいてください!

近隣環境の確認

ここまで様々なチェックポイントのご確認お疲れ様でした!
最後に、ここまで確認できたら完璧です!
それは、「近隣環境の確認」です。

同じ建物や近所にゴミ屋敷がないなどはもちろんですが、以下項目を確認してみてください。

◆駅からの道のり
◆スーパー、コンビニまでの距離
◆病院までの距離
◆その他利用頻度の高い施設の確認
◆大通り沿いか、住宅街か
◆神社・お寺の有無
◆ハザードマップの確認

駅からの道のりや周辺施設については、生活していく上で非常に重要です。
いくら良いお部屋だったとしても、四六時中その中で過ごす方はそう多くないと思います。
そうなった際に、家の近くにコンビニやスーパーがあれば買い物はかなり便利でしょうし、何かあった際に行く病院もチェックしておきたいですよね!

中には買い物をし過ぎないように、家の近くにコンビニやスーパーが無い家を探される方もいらっしゃいます。
求めるものは人それぞれで良いと思います!

住居があるエリアも重要です。
物件が大通り沿いであれば夜でも明るく夜道は安全な可能性が高いです。
しかし、交通量も多く騒音の問題があるため、夏場は部屋を閉め切ってエアコンに頼らざるを得ないと思います。
住宅地であればそういったリスクは少ないものの、帰り道はある程度シミュレーションしておかないと暗い夜道になりかねません。

あまり知られていないのですが、近くに神社やお寺がある物件は地盤がしっかりしていることが多いです。
古くからある神社やお寺があるということは、その建物は今までの自身や災害を乗り越えてきたということです。
※建て直ししているケースもありますのでご注意ください

これに加え、事前にハザードマップを見ておくと、有事の際も安心ですね!
近くに避難所になる学校や公民館などの施設があるとなお良いです!

終わりに

いかがでしたでしょうか?
今回は物件見学時の注意点についてお話しさせていただきました。

読んでみれば当たり前な内容から、少しマニアックなものまであったかと思います。
これが皆様の理想の住まい探しに役立てば幸いです。

以前の記事でも書かせていただきましたが、残念ながら100%理想通りの物件は存在しません。
それを叶える方法は、せいぜい予算を惜しまず注文住宅で家を建てるくらいではないでしょうか。

そんな中で重要なのが、希望条件を明確化し、優先順位をつけていただくことです!
それができると、気に入った物件同士で迷った挙句、決めた後に選ばなかった方を恋しがってしまうということが避けられます。

ぜひあなたにとってベストな選択ができるよう、ご自身と対話をしてみてください!
あなたの生活がより良いものになることを心より祈っております!
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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