癒しのアクアリウムで新参者にしてやられた朝

昨日、ドーナツと芋納豆を買いにいったのですが。
実はその時新しい家族をお迎えすべくペットショップにも行きました。
犬じゃないですよ。あ、猫でもないです。
魚です。（たぶんみんな分かってた）

我が家は小さいながらもアクアリウムを楽しんでいるのですが、事の発端は息子がまだ5歳ほどの幼い頃にお祭りで金魚をすくって帰ったのが始まりでした。

いやー金魚とか持って帰っちゃったなぁ。どうしようかなぁ。とりあえず虫かごに水でも入れてしばらく飼ってやるか！
と、雑な私が水道水をプラスチックの虫かごに流し込んでいたところ。
旦那さんが信じられないものを見た、という顔をして言い放ったのです。

「俺が今すぐ水槽とその他必要な物買ってくるから！　間違っても水道水の中に金魚を入れるんじゃない！！！」

無知オブ無知な私はビックリしました。（カルキ？　何それ？）
危うく金魚たちを一日であの世へ送るところでした。

ちょうど5匹いたので、ドラえもん、のび太、しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫と名付けて可愛がっていました。
のび太が一番小さいやつだということ以外は他に全く個体差がなく、他の金魚が食べ損ねた餌をすかさずかっさらっていくのをスネ夫、他の金魚を追いかけていればジャイアンと呼んでいました。
たまにジャイアンが2匹いました。
これ可愛がっていたのか？

結局のところ金魚たちは短命だったのですぐに水槽の中は水草のみという寂しい状態になったのですが。

そこから我が家はアクアリウムに火が付き、入れ替わり立ち替わりで色んな魚を飼ってきました。

大体熱帯魚の寿命は2～3年と聞くのですが、我が家には長寿も長寿、なんと5年以上生きているレッドテトラとゴールデンテトラがいまして。
その内の1匹、ゴールデンテトラの方が3日前の夜とうとう息を引き取りました。
大往生だったなと、家族で丁寧に葬ったのですが。

さて、水槽内がまた寂しくなってしまいました。
とうことで新しい家族をお迎えしようとなったわけです。

前置きが長いとはこのことだよっ！

ペットショップへ行き、悩みに悩んで最終的に「このキラキラした魚がいい～」と何とも可愛らしい娘の意見で決まりました。
だって可愛くないですか？
キラキラしてるから選んだんですって。可愛くないですか？！？

お迎えしたのは「カージナルテトラ」と「ミナミヌマエビ」の計5匹。

我が家には今おじいちゃん（おばあちゃん？）レッドテトラと、2年生きたコリドラスが2匹の計3匹。
そこに新参者5匹が加わるので大層賑やかな水槽となりました。

いやあ、良かったよかった！
しばらくはこの新参者たちを慎重に可愛がっていかねばなぁ！（新しい環境なので命を落としやすい）
なんてミナミヌマエビを眺めながら思っていたわけですよ。

そうしたら！　今朝！！
水槽の底にミナミヌマエビが1匹ひっくり返って沈んでいるではありませんか！！！

ええええぇぇぇぇぇ！！？！！？？？！
早くない！？？！　ねぇ待って、早くない！！？？　命短し恋せよヌマエビじゃない？？？　ちょっと！！！？？

我が家にお迎えしてわずか半日でこの世を去ってしまったのか。なんたることか。
元々ペットショップにてすでに命が尽きかけていたのかもしれません。
そういう子もわずかながらにいるのは確かです。

私は一緒に起きていた娘と泣く泣く、ご臨終したミナミヌマエビさんを拾い上げようとしていると、娘があることに気が付いたのです。

「お母さん、エビ2匹いるよ？」

な、なにぃぃぃ！！？？！

言われた場所を確認すると、確かに2匹いました。おるー！　生きてるー！！　良かったよー－－！！！

え、じゃあこれ、なに？！

ということで拾い上げました。

ただの抜け殻でした。

コノヤロウ！！！　ビビらせやがって！！！！　おまいらこれから思い切り可愛がってやんよ！！！！！

我が家のアクアリウム。（しかしビビらせた犯人のエビは見えず）

#ペットとの暮らし