着物のコーディネートの正解を見つける目安

見た目の出来具合やこだわりではなく
この組み合わせでよかったなと思える
組合せにおいて


正解を見つけることは難しい


何を基準に
何を目安にすればいいのか
私の中のガイドライン


着終わって終わりじゃない

見た目仕上がれば
いい感じに決まれば
バッチリっ、ておもわれがちですが
実はそうじゃない。

着物は衣装です
単なる服です
着方とアイテムに
クセがあるだけで。

いい感じに見た目まとまっても
心地悪ければ時間が経つごとに機嫌は悪くなります。

一日のスケジュールや
ご機嫌を乱すような要因を
着付から排除する

ここまで整って
正解のコーディネートだと思うのです。


敵は不快感

要するに着てることで
ストレスが溜まるとあかんのよ。

服を着て過ごす上で
1番のストレスは

体温調節が
出来ないことです。

紐が絞まりすぎてしんどいとか
それはそれであるけど
感覚と経験値でクリア出来ること。

(そこがまだクリアできてないならそこにも配慮と工夫は必要)


具体的に何かって


暑さ


着物は暑くても
脱げない、脱げないのよ、出先とかで。

寒さは羽織や巻き物で
凌ぐことは出来るのね。

暑いだけは
ほんとどうにもならん。

暑いと不快感上がり
機嫌わ悪くなり
判断力とやる気低下

何しても楽しくない
ほんと帰りたいってなる。

なので
一日の気温変化や
スケジュールを踏まえて
組み合わせんといかんのです。


涼しいくらいがちょうどいい

着てちょい涼しいくらいが
安全ポイントだと思ってます。

なので
いわゆるテンプレルールの
袷期間を守ってると煮えます。
(お住まいの地域によりますよ、もちろん)

身体は腹回りが保温されてると
一時的に下がっても
冷えきることは無い。

おはしょりや帯で
自家発電システムは
守られていることを信じるのです。
(極端な低体温の方はインナーでも工夫を)

裾や袖口
みやつ口からの風の入りが
更に発電システムを活性化します。

なので
涼しいかなと思えば身体が
体温上げ出すので

そこを衣装でぐるぐる巻きにしてると
熱はこもるしシステムは鈍くなるし。

毎日着てるからなのか
すぐに暑い暑いというようになった
末端冷え性だったのわたし。

更年期なのか?と思うこともありますが
全体を見ると身体の仕組みが変わったことによる変化
なんじゃないかなって感じ。

いい意味で甘やかさないことで
自分の身体の機能を上げられるので
涼しめコーディネートはとてもオススメ。

着る時間が長いほど
意識を身体に向けないと
しんどくなります。

身体の状態にあわせて
選ぶのも楽しいですよ。

以上、かおるーんでした。


将来的に大人の着物と身体についてまとめたものを作りたいと思っています。サポートいただけたら嬉しいです!