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出雲・松江神社巡り③

ここからは初参拝の神社です。本当は美保まで足を伸ばしたかったのですが、時間的に厳しそうなので諦め、意宇六社を巡ることに。

意宇とは、現在の松江市辺りで、古代出雲の政治・文化の中心地です。そして、ここに鎮座する由緒ある六社を「意宇六社」といいます。
 ・出雲國一之宮熊野大社
 ・神魂神社
 ・八重垣神社
 ・眞名井神社
 ・六所神社
 ・揖夜神社
の六社です。

実際には、時間の関係で「熊野大社」「神魂神社」「八重垣神社」「眞名井神社」の四社にしかお詣りに行けませんでした。また、御朱印がいただけたのは「熊野大社(書置)」「八重垣神社」の二社でした。

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出雲國一之宮熊野大社
主祭神 神祖熊野大神櫛御気野命
   (かぶろのくまののおおかみくしみけぬのみこと)
鎮座地 島根県松江市八雲町熊野

須我神社から車を走らせてくると人里離れた山の麓に鎮座しています。背後の鎮守の森とあいまってとても雄大な感じがします。社殿も見事で歴史を感じます。御祭神は非常に長い名前ですが、素戔嗚尊のことで、スサノオを最高に奉った呼び名だそうです。

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この橋を渡ると神域、という雰囲気がガンガン出てますね(^^)橋の向こうの鳥居をくぐると随神門があり、その先に拝殿があります。

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本殿は大社造りで迫力があります。本殿の右手に稲田神社(祭神:櫛名田比売命)、左手に伊邪那美神社(祭神:伊邪那美命)があります。随神門と拝殿の間が広々としていて、とても気持ちがいいです。

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神魂神社(かもすじんじゃ)
主祭神 伊邪那美命  伊邪那岐命
鎮座地 島根県松江市大庭町

周りは田畑が広がっていて、小高い丘の上に鎮座。日本最古の大社造りだとか。その通り、ものすごく神聖な感じがしてパワーを感じました。社務所に人がおらず、御朱印がいただけなかったのは残念でした。

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八重垣神社(やえがきじんじゃ)
主祭神 素戔嗚尊 稲田姫命
鎮座地 島根県松江市佐草町

神社名の「八重垣」は素戔嗚尊が詠んだ歌にちなんでいます。立派な社殿で、やはりパワーを感じます。出雲國の神社は、どこもパワーがすごいですね。お詣りを済ませたら奥の院(鏡の池)へ。

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この奥の院は、素戔嗚尊が八岐大蛇を退治する際に、稲田姫命を隠した場所と言われています。鏡の池の向こうに鎮座するのは稲田姫命を祀った天鏡神社です。

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眞名井神社(まないじんじゃ)
主祭神 伊弉諾尊 天津彦根命
鎮座地 島根県松江市山代町

民家の間の道を走り抜け、田畑が広がる中に鎮座。石段を登ると土間床の拝殿(珍しいですよね)、その奥には、こちらも見事な大社造りの本殿が。立派な神楽殿もありました。

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神魂神社と同じく、その社殿から歴史のパワーを感じるんですが、何だか全体的に寂しさも感じるんですよね。もちろん、神社側の考えはわかりませんが観光局は「意宇六社めぐり」とポスターやパンフも作って紹介するなら、せめて社務所は開いていて欲しいな(御朱印やお守りがいただけるようにしておいて欲しいな)って思ってしまった(^^ゞもちろん、神社から感じる神気は素敵でしたけどね。

今回は意宇六社は四社だけ回れました。あと二社(揖夜神社、六所神社)はまたの機会に。最後は、佐太神社へ。

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出雲國二ノ宮佐太神社(さたじんじゃ)
御祭神 正殿 佐太大神(さたのおおかみ)
    北殿 天照大神/南殿 素戔嗚尊
鎮座地 島根県松江市鹿島町

駐車場に着くやいなや、ありえないくらいの豪雨(^^ゞスマホで雨雲レーダーをみると、10分後には雨雲は去りそうなので、車で待っていると、雨が上がったのでお詣りに。大社造りの3つの社が並ぶ変わった作りをしていますが、随神門をくぐると開放的な空間がとても気持ちがよかったです。何だか雨で、穢れが落とされた感じです。

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これにて出雲,松江の旅は終了。最後は再び出雲に。出雲大社でも一度、気持ちを整えて、稲佐の浜の弁天島、出雲大社上社、下社にも挨拶をして終了です。

出雲は3度目、神社巡りは2度目ですが、とにかくパワーの多い神社が多いので、何の霊感もない自分でも、パワーを感じました。いろいろと史実の上では謎の多い出雲の地、それもまた、自分には出雲が好きな理由ですね。また訪れたいと思います。

(おわり)

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