お伊勢参りの旅③~猿田彦神社~
猿田彦神社
みちひらきの大神
御祭神である猿田彦大神は天孫降臨の際、天照大御神の御孫である瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を高千穂へ案内したことから導きの神、みちひらきの神と仰がれてきました。
社殿
屋根の造りが特徴的で印象に残る社殿ですが、祝詞殿(いわゆる拝殿)の奥にある本殿は、二重破風の妻入造りである「さだひこ造り」というそうです。そして、方位(八方)を司る大神の御神徳にちなみ、鰹木や欄干が八角形で作られています。
祝詞殿は「寝殿造り」で、こちらも屋根の形が特徴的ですよね。大きくせり出した向拝など、なんともいえない風格の様なものを感じます。
古殿地
古殿地(こでんち)とは、かつて神殿があった場所で、こちらではそこに八角形の石柱があります。
特別に神聖な場所とされていますので、多くの人がお賽銭を老いているのですが・・・その正で石に刻まれた十干十二支(じっかんじゅうにし)の方角が見えなくなってしまいます(^^ゞ
佐瑠女神社
猿田彦神社の境内社である佐瑠女神社。御祭神の天宇受売命は天孫降臨の際に瓊瓊杵尊に随行し、最初に猿田彦大神と対面した神様です。そして天上の神(天つ神)と地上の神(国つ神)の間を取り持ちました。そしてその功に媛女君(さるめのきみ)の称号を授けられました。
また天宇受売命といえば、天の岩戸の前で、舞踏をしたことでも有名です。そうしたことから、御神徳としては「良縁」「芸能」などがあります。
ちなみに、天宇受売命は猿田彦大神の妻でもあり、社殿は猿田彦神社を対面するように建てられています。
御朱印と一緒に、「はじめの一歩守」というお守りも拝受。ちょうどこの4月から新しい役職になることもあるので、ふさわしいかな?御朱印は直書きしていただきました。
さて明日はいよいよ神宮に参拝です。
(つづく)
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