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京都寺社巡りの旅⑥~嵐山方面~
松尾大社を後にして嵐山方面に。流石に凄い人ですね(^^ゞ自転車をこげません。まずは松尾大社の境外摂社である櫟谷宗像神社に。
櫟谷宗像神社
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櫟谷宗像神社(いちたにむなかたじんじゃ)
御祭神 奥津島姫命(おきつしまひめのみこと)
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
鎮座地 京都市西京区嵐山中尾下町
渡月橋の南側に位置し、正直、観光客が押し寄せるような神社ではありませんが、松尾七社に数えられる神社です。ちなみに、「櫟谷社」と「宗像社」の2社が1殿に祀られています。
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桂川沿いに社号標があり、社殿へと続く石段があります。意外に登ってゆく人がいるんですが、実はこの先の境内に「嵐山モンキーパーク」の入口があるんですね。ちなみに地図上はモンキーパークの敷地内となっていますね。
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朱色の透塀が印象的ですが、向こう側に社殿が2つ並んでいるのが見えますね。ちなみに、祭神の奥津島姫命と市杵島姫命は宗像三女神の2神。ただ、この2神は異名同神とも考えられているそうです(松尾大社では異名同神としています)。
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天龍寺
渡月橋の北側に渡り、桂川沿いの公園に自転車を置いて歩いて天龍寺へ。それにしても嵐山はスゴい人出ですね。もう、コロナ禍の前に戻ったように思います。ただ、圧倒的に海外の人が少ない。
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その地に足利尊氏を開基とし、夢窓疎石を開山として開かれたのが天龍寺で、その目的は後醍醐天皇の菩提を弔うため暦応2年(1339)に創建された。造営に際して尊氏や光厳上皇が荘園を寄進したが、なお造営費用には足りず、直義は夢窓と相談の上、元冦以来途絶えていた元との貿易を再開することとし、その利益を造営費用に充てることを計画した。これが「天龍寺船」の始まり。造営費の捻出に成功した天龍寺は康永4年(1345)に落慶した。南禅寺を五山の上として天龍寺を五山の第一位に、この位置づけは以後長く続いた。
http://www.tenryuji.com/about/index.html
さすがは世界遺産、そして枝垂れ桜が見頃と言うこともあり、多くの方が訪れていました。東寺などと違い、仏像を拝むのではなく、庭園を愛でるタイプのお寺ですね。
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講堂(大方丈・書院・多宝殿)
庫裏で拝観受付をして、講堂へ。講堂からも庭園は眺めることができます。
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入ってすぐに達磨図があります。目を惹きますね。インパクトあります。さらに方丈へ進んでいくと、雲龍図があります。こちらも迫力があります。
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法堂(はっとう)の天上には雲龍図があります(今回は拝観しませんでしたが)。その旧雲龍図が大方丈にて特別公開されていました。
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方丈から屋根のついた廊下を進むと多宝殿があり、後醍醐天皇の尊像が祀られています。ここから再び庫裏にもどって、庭園へ。
曹源池庭園(そうげんちていえん)
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大方丈からも眺められますが、庭園のみ拝観する人が多いようですね。今の時期はこの先に、見事な枝垂れ桜が咲いています。
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庭園を後にして御朱印を拝受。御朱印は墨書きもスタンプです。一応、授与所には断り書きがありました。調べてみると、数年前からのようですね。観光の繁忙期ではありますが、直接御朱印帳へ押していただけました。
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ちょうど自分の前にご家族(父・母・息子・娘)が並んでいましたが、皆さん1冊ずつ御朱印帳を持っていました。家族みんなで御朱印巡り、言い趣味ですね(^^)
車折神社
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車折神社(くるまざくじんじゃ)
御祭神 清原頼業(きよはらよりなり)
鎮座地 京都市右京区嵯峨朝日町
御祭神の清原頼業公は儒学者で天武天皇の皇子です。この地に葬られたそうです。車折神社は頼業公のご学徳により学業成就・試験合格はもとより、特に、「約束を違えないこと」をお守り下さる霊験あらたかな神様として全国的に強い信仰があるそうです。
車折神社
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車折神社には縁結びのご利益もあるためか、女性の参拝者が多かった気がしました。
芸能神社
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芸能神社
御祭神 天宇受売命(あめのうずめのみこと)
鎮座地 京都市右京区嵯峨朝日町(車折神社境内社)
もしかすると、こちらの方が有名かも知れません。ダイレクトに芸能を神社なのが分かります。社殿の周りには沢山の芸能関係者から奉納された朱色の玉垣がずら~っと並びます。自分の好きな芸能人の名前を見つけては写真を撮る人が沢山。
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その他にも、いろいろ見所がありました。
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授与所にて御朱印も拝受。車折神社の他にも芸能神社の御朱印も。芸能神社は数年前から授与が始まったようですね。
広隆寺
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広隆寺(こうりゅうじ)
真言宗(単立寺院)
山号 蜂岡山
御本尊 聖徳太子
鎮座地 京都市右京区太秦蜂岡町
太秦映画村の近くに鎮座する真言宗のお寺です。職場の後輩のオススメのお寺です。実は、今年の初め、後輩が参拝しています。その時にお土産?で御朱印を頂いてくれました。なので、いつかはお詣りに行かねばと思っていた場所です。
本堂
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境内は広く、とても静かな空気が流れていました。本堂には聖徳太子の像が祀られていますが非公開のため、見ることはできません。お詣りをしたら早速、国宝級の仏像が並ぶ霊宝殿へ。
霊宝殿(れいほうでん)
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霊宝殿には2体の弥勒菩薩像があり、そのうちの1体が「木造弥勒菩薩半跏思惟像」で「宝冠弥勒」として有名です。
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後輩がくれたポストカードです。ちなみに弥勒菩薩とは釈迦の入後56億7000万年後にこの世に現れて釈迦に変わって、その慈しみで衆生を救うとされています。その優しい表情は印象的です。
霊宝殿にはもう1体の弥勒菩薩像(泣き弥勒)や阿弥陀如来坐像、不空羂索観音立像、千手観音立像、十二神将像・・・もう、お腹いっぱいというほどの仏像が並んでいます。霊宝殿の中は決して広くなく、薄暗いので雰囲気があります(中には薄暗いので説明文が読めないとか批判的な口コミも読みますが)。
結構、拝観の人がいたので、しばらく弥勒菩薩像の前のイスに座ってボーッとしていました。今回の京都旅行では、東寺と広隆寺の仏像は迫力があり、圧巻でした(^^)
いわゆる、金閣寺、銀閣寺、清水寺・・・といったドメジャー級の観光地ではないかも知れませんが、ぜひ、足を伸ばして欲しい場所ですね。
(つづく)
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