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牛天神北野神社

早稲田を後にして、神楽坂を通り抜けて文京区は春日へ。東京ドームそばに鎮座する「牛天神北野神社」に参拝です。

牛天神北野神社

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牛天神北野神社(うしてんじんきたのじんじゃ)
御祭神 菅原道真公
鎮座地 東京都文京区春日

高台にあるのでやや急な石段を登った先にあります。創建は源頼朝で、この地で休んだ時に夢に菅原道真公が現れて「2つの喜びがある」とお告げを。翌年本当に喜びがあったことから、この地に菅原道真公を祀ったとか。その時に頼朝が休んだという石も「ねがい石」として祀られています。

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こちらの御朱印帳が先月の月詣りで終わったので、新しい御朱印帳も拝受。葛飾北斎の浮世絵がプリントされた木製の御朱印帳です。

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太田神社・高木神社

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太田神社(おおたじんじゃ)・高木神社(たかぎじんじゃ)
御祭神 天鈿女命(あめのうずめのみこと)
    猿田彦命(さるたひこのみこと)
    宇迦御魂命(うかのみたまのみこと)
鎮座地 東京都文京区春日(北野神社境内社)
太田神社由緒
昔々、小石川の三百坂の処に住んでいた清貧旗本の夢枕に一人の老婆が立ち、「わしはこの家に住みついている貧乏神じゃが、居心地が良く長い間世話になっておる。そこで、お礼をしたいのでわしの言うことを忘れずに行うのじゃ…」と告げた。
正直者の旗本はそのお告げを忘れず、実行した。すると、たちまち運が向き、清貧旗本はお金持ちになる。そのお告げとは─
「毎月、1日と15日と25日に赤飯と油揚げを供え、わしを祭れば福を授けよう…」
以来、この「福の神になった貧乏神」の話は江戸中に広まり、今なお、お告げは守られ、多くの人々が参拝に訪れている。(HPより)

2つの神社が1つに祀られています。とても小さい社ですが、中々にエネルギーを感じます。地元の方でしょうか、必ず何かがお供えされていますね。由緒も面白いですね。太田神社の御朱印には「貧乏神は あちらへゆけや 神風に」と歌が書かれています。

諏訪神社

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諏訪神社(すわじんじゃ)
御祭神 建御名方命(たけみなかたのみこと)
     八坂刀売命(やさかとめのみこと)
鎮座地 東京都文京区後楽

北野神社の兼務社で、歩いて数分のところにあります。住宅の中の小さな公園かと思うような雰囲気ですが、鳥居をくぐると、神聖な空気を感じます。社殿の隣には境内社の「思森稲荷神社(うぶしのもりいなりじんじゃ)」があり、朱の鳥居がめだちます。この諏訪神社の例大祭が9月17日なので、この日は普段はいただけない「思森稲荷神社」の御朱印もいただけました。

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出世稲荷神社

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出世稲荷神社(しゅっせいなりじんじゃ)
御祭神 宇迦之魂神(うかのみたまのみこと)
鎮座地 東京都文京区本郷

この地の「春日」の由来でもある春日局が、野原だった当地を屋敷地として幕府より拝領、御付の下男30人の居住地とした時に、鎮守に勧請したのが始まり。御朱印には「春日局縁」と入っています。公園の一角に鎮座していますが、鳥居もあります。伺った時、注連縄が新しくなっていました。

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御朱印

普段は本務社の北野神社の御朱印しかいただけませんが、決まった日にはこれらの境内社や兼務社の御朱印もいただけます。今回は「思の森稲荷神社」も加えた六社の御朱印を頂きました。

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これを全部、1つ1つ直書きされているのでありがたいです。しかも御朱印を頂く時、「お書きさせていただきました」と巫女さんが渡してくれます。こちらも「ありがとうございます」と頭を下げると、奥から「御自愛下さいませ」と書き手さんの声。とてもホンワカします。以前は、御朱印を求めて長蛇の列になり、2時間待ち、なんてこともありましたが、最近は、コロナのせいもあるのか、あまり並ぶことはないですね。それでも時間がかかるので、その間に「諏訪神社」や近くの「小石川大神宮」などにお詣りに行っています。

この後は、蔵前に向かいます。


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