診療看護師?NP?特定看護師?専門看護師?認定看護?何がどう違うの?


https://kangobu.com/nurse-_practitioner-5012


上記の特定看護師のところにある38の特定行為についても上のページにある。https://kangobu.com/nurse-_practitioner-5012



以下の方が分かりやすいな

https://kango.mynavi.jp/contents/nurseplus/career_skillup/20210921-2135736/

「特定看護師」は資格ではない、試験に出そうな重要なポイントに思えました。

診療看護師は、米国のNPを彷彿とさせます。
診療看護師を日本版NPと呼びたいところですが、日本版の方は「医師の指示に従って」がある点が米国のそれとは一線を画しているように思います。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%BC

ここら辺に詳しい私の友人も以下のように述べておられます。

 日本にNPは存在しないのが厚労的見解。特定行為研修全部受けて、NP協議会が定める修士課程を終えてテスト学会のテスト受かったら、診療看護師(NP)ってなる。最近看護系大学協議会が突如NP推しになって、実技ゼロの単位だけ認定みたいなNP作ったから余計にややこしい。

出典:私の友人であるNahoko Haradaさん

ますますわけわかりません・・・専門と課認定とかも含めて、制度シンプルにしてくれ・・・

そもそも医師の指示がなくても動けるようにしないと実質的に意味が無いようにも思えるし、何より、その指示をしている医者に責任を取れというのも結構無茶苦茶ではないでしょうか・・・。
標準手順書通りやっても、好ましくない転帰は起きうるわけで、そういう場合、本人・家族感情として「医者じゃないからだ」となりそうに思います。それにより訴訟される医者もたまったもんではないなと。そもそもこのようなスキームの中で、通称診療看護師に、いろいろ手技をやらせることは、医者にとってメリットはあるのでしょうか・・・。自分でやる方がすっきりするように思います。診療看護師を複数使った方が自分の給料が上がるなどメリットがあるならまだしも、、、、、普及するのかな、個人的には微妙だと感じます。

そんな診療看護師ですが、基本的には病院の中にいることがメジャーなようです。
確かに特定行為を見ても病院の中で行うことが多いように思います(というかこれらの特定行為って米国NPというよりは米国PAに思えるのだが・・・)。
そんなメジャーな道ではなく、田舎の診療所で活躍の場を求めている方もおられる。

https://yamatoclinic.org/project/#n4
https://youtu.be/sqPyZdCPwpA


上記の動画の、やまと在宅診療所登米がある宮城県登米市の病院にはNPが2名いることが紹介されています。

https://www.city.tome.miyagi.jp/iryou/tomehp/bumon/kango.html

人口8万人弱の田舎でNPがこんなにいるところはなかなかないのではないでしょうか。病院にもいて訪問診療にもいて。ここがモデルとなり、日本で広まるといいなと思います。

個人的には、Advanced Nurseは、医療資源の乏しい田舎で活躍できるのではないかと思います。
訪問診療しかり、特養や老健など高齢者施設しかり、特に実態は機能していない高齢爺医が管理していることになっているところで、Advanced Nurseが裁量権をもって活躍できるのではないでしょうか。
(コロナに限らず)ワクチンも医者なしで行ってよいように感じます。そもそも英国は最初から看護師でもない人が注射していたようです。米国では医師なしで、看護師や薬剤師がワクチン接種をしています。
健診実施場所にも医師は不要ではないでしょうか。
などなど、医療利用者にデメリットがない方法で、医者を削減できるところは日本にはたくさんあるように思います。

そんな未来は、今の日本の医療の雰囲気からは期待できないですが・・・。

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