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協力隊インターン体験記 <後編> 〜東京在住・イラストレーター 津別の情報発信の現場へ〜

こんにちは!イラストレーターのMARIです。
地域おこし協力隊インターンとして、北海道津別町に滞在中!
後編は「情報発信」にまつわる体験と成果物の制作についての記事です。(→前編はこちら


<〜1週目>  ローカルメディアの仕事


津別町では、地元メディアの情報発信の力が強く、それぞれの個性や持ち味を活かしたコンテンツが充実しています。この1週間、町のローカルメディア3社のお仕事に同行してきました!

・道東テレビ 〜町のWeb映像メディア〜

「道東テレビ」は津別町を拠点に、道東エリアの広報番組やプロモーション動画の制作、自主制作番組の配信を行うWeb映像メディア。津別町地域おこし協力隊OBの立川彰さんが2016年に立ち上げました。

ー レポーター初体験! ー
滞在7日目。この日は津別町の秋の一大イベント「つべつ産業まつり」が4年ぶりに開催!道東テレビの「津別ニュース」の取材に同行しました。
津別町産の玉ねぎやじゃがいもの詰め放題、美味しい食べ物を目当てにたくさんの人が集まる中、私も人生初のレポーターを体験することに!

レポートの様子は成果①で紹介

・津別新報社 〜町のローカル紙〜

毎月3号ずつ発行される町内のローカル新聞「津別新報」は昭和23年に創刊。町内の貴重な情報源です。編集長の相沢 真由美さんは町内みんなのお母さん的存在。

ー 取材に同行! ー
みなさん、「なおみちカフェ」を知っていますか?北海道の鈴木知事が、道内179市町村を訪れて魅力を発信する取り組みです。この日は津別町の木工製作の老舗・山上木工を視察されるということで、津別新報の相沢さんの取材に同行しました。
会社の成り立ちや工場の紹介から、自分に合う椅子の見つけ方まで、山上専務の熱い説明に、私も聞き入り少し放心しました。相沢さんは、この情報量と感動をどんな記事にするのだろう。

山上木工・山上裕一朗さんと鈴木知事

・まちづくり会社 〜まちと人をつなぐ会社〜

インターンの受け入れ先でもある「北海道つべつまちづくり株式会社」は、ふるさと納税や移住定住に関するまちの情報発信や地域おこし協力隊のフォローを行なっています。

ーまちの人に出会える場所 ー
コワーキングスペースJINBA内に入っているまちづくり会社には、毎日色々な人や情報が集まります。少人数でありながら、他の会社や役場と連携して様々な取り組みを行う会社です。2週間の滞在で、私もここでたくさんの人に出会い、人との関わりの中で形づくっていく仕事の面白さを感じました。

<2週目> インターンの成果物について


津別町の協力隊インターンには日当が出ます!その代わり、「日報」と「成果物」の提出は必要です。私の場合は、「まちの情報発信」を滞在中の目標にしていたので、道東テレビでのお祭りレポートとnoteの記事作成を成果物にしました!

・日報は毎日書きます

その日に行ったこと、振り返りを1枚にまとめて翌日に提出します。
出席簿と業務報告として必要な物です。
体験したことを言葉にして振り返ることで新たな気づきにもなります。

・成果① 「津別ニュース」レポーターに挑戦

これまでに、自分自身の配信の経験はありましたが、レポーターは初挑戦でした!ちゃんと喋ろうと思うと、上手くできないもので…。
わかりやすく"伝える"ことの難しさと"語彙力のなさ"を痛感。く〜!悔しい!
色々悔しいことがたくさんありましたが、それは次の課題として、とっても楽しかったし、美味しいもの食べられたし、何よりたくさんのまちの人の笑顔が見られたのが最高!

・成果② 「協力隊インターン体験記」記事作成

まずは、記事に必要なことを書き出して、目次をまとめました。
それから、書きたいことを項目ごとに一旦全部テキストとして書き出し、情報元を確認したり、ここに絵が欲しいから描く、といった作業をしながら練っていき、最終的にテキストを削っていきました。

イラストを描く様子です。真の(いつもの)姿。

今までイラストレーターとして記事がある上で補足のイラストを入れていましたが、記事を丸々いちから作ることが新鮮でものすごく楽しかったです!
記事作成とレポーターを体験してみて、言葉を使って伝える仕事の面白さと難しさを感じる2週間でした。

<インターンを終えて> 協力隊の応募へ

今回のインターンでは、町に慣れ、人に慣れ、移住への不安も払拭され、地域おこし協力隊として活動していくビジョンと課題が見えてきました!
いよいよ協力隊に応募をします!
みなさんにも、協力隊に応募する前にインターン制度を活用することをおすすめします!


次回、番外編では初めての津別町滞在中に感じた素朴な感想をお届けしたいと思います!(→番外編はこちら



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