データを制するものはビジネスを制する!「Airtable」で直感的に業務システムをつくる
こんにちは、NoCodeCampのツバサ(@tsubasatwi)です。今回は、Airtableについて簡単に紹介していきます。
どんなNoCodeツールなのか?
AirTableは2012年にスタートしたサンフランシスコ・ベイエリア発のクラウドデータベースのサービスです。Airtableは直感的にデータベースを理解できるのが特徴です。2020年9月14日時点では、1億8,500万米ドルの資金調達を発表した。
評価額は前回の評価額11億ドルの2倍以上、25億8,500万ドルとなった。これは日本だと、GMOインターネット時価総額 約3000億円(東証一部)や、スカイラークグループに匹敵します。顧客については、
Netflix、IBM、Robinhood、Equinxが名を連ねる顧客ベースは2018年11月には8万人だったのが20万人にまで増加してます。
*Excelのような感覚でデータを管理できることが強みです。
なぜAirtableをすすめるのか?
データベースは会社の資産です。
データを適切に管理し、ユーザーに有益な情報を与えることができる企業が伸びてます。データ管理を適切に行うことができる人が、ビジネスを大きく成長することができる可能性が高いのです。
まさに、「データを制するものが、ビジネスを制す」なのです。
by スラムダンク
例えば、大手企業がデータを価値があるか?を考えてみましょう。
こんな状態想像できませんよね?
データを適切に管理し、ユーザーに有益な情報を届けることが会社を成長させるキーワードの1つだと思います。
Airtableの特徴とは? Excelとは何が違うのか?
特徴①WorkSpace
WorkSpaceごとにコラボレーター(閲覧者)の権限の割り当てができます
例えば
WorkSpace① ・・役員
WorkSpace② ・・役員 +インフラチーム
WorkSpace③ ・・役員 +営業チーム
というようにWorkSpace単位でコラボレーター(招待者)を管理することができます。
以下の例では、3つのWordKSpaceを作ってます。
また、WorkSpaceの中のファイルをBaseといいます。AirtableはWorkSpaceやBase単位でコラボレーターの権限を持たせることが可能です。
特徴②カスタムフィールド
各セルのフィールドの型の選択に豊富な種類を選択できます。
Cheakbox,Date,text など一般的なものから、Rate,Created by などユニークで便利なfieldがあります。
特徴③View切り替え
データベースをクリック1つで別のViewに変更することができます。
代表的なものはGoogleカレンダーのようなカレンダーや、Torelloのようなカンバンにデータ表示を変更することができます。
特徴④バージョン管理
データに変更が入ったときは全て変更履歴が残ります。
baseごとにSnapshotとしてバージョン管理が可能です。
また、カスタムフィールドにCreate time を入れると最終更新者がでますし、Activty Log で編集履歴を確認することができます
特徴⑤Relationships
Airtableが一般的な表計算アプリケーションと違うのは、関連する概念をリンクさせることができる点です。異なるTableデータ同士をRelationshipで連携することができます。
Googleフォームのようなアンケートフォームに、Relationを持たせるような使い方もできます。
Relationshipの概念は初心者には難しいかもしれませんが、Airtableのbeginner's guideが参考になるはずです。
A beginner's guide to many-to-many relationships
Excelシートの考察
初心者には、”Excel”と何が違うの?と言われることが多いAirtableですが、
私の場合の使い訳は以下の通りです。
1人でデータを管理するなら”Excel"
同じ権限で管理できる仲間だけなら”Google スプレットシート”
複数の権限者がいたり、Relationが必要なら”Airtable"
なので、最初から組織が拡大することを考えているのであれば、Excelでなく
Airtableを最初から使っておくと楽です。
Airtableの有料版と無料版の違い
基本的な機能は無料で使うことができます。
Airtableの価格は、4つ(2020/9/24現在)に分かれれており
「Free」「PLUS」「PRO」「ENTERPRISE」に分かれてます。
Freeプランでも、Recordが1200、Attachmentが2GBあります。
Record数やAttachmentの容量を増やしたいときに、検討すると良いでしょう。
Airtableを他サービスとつなごう
AirtableはAPIで多くのAPPと連携ができます。その一部のリンクを紹介します。
Zapier
Webflow
Adalo
Bubble
Airtableで作られた事例
Airtable APIの使い方
Airtableの学習コンテンツ
日本語の学習は、@__shinji__ さんのYoutubeがわかりやすくAirtableの解説をしてくれています。
@ando_enginee さんの 「AirTable:直感的にデータベースを使えて業務システムに最適 」は、Airtableの概要をつかむのに役立ちます。
ノーコードラボさんは「Airtableを使ってみよう」をテーマに、ログインから丁寧にやり方が記載されています。
英語学習コンテンツ
質問/SupportはAirtable Community投稿すると良いでしょう。
Airtable公式ページ
Airtable
まとめ
いかがでしたか?
Airtableはデータベースを直感的につかるNoCodeツールと言っても良いと思います。私は仕事ではスプレットシート極力使いません。
理由、スプレットシートの管理だとデータが散乱しがちで、「どのシートにおいたっけ?」と思うことが増えてくるからです。データが増えても、対応できるデータ整理を日ごろから考えておくのがとても重要だと思います。これを気にAirtableユーザーが増えてくれるととてもうれしいです。
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