ギャルパワー炸裂!ビジネスに活かすアイデア発想の新境地
「ギャル」がマーケティングの新しい切り口に!?
ビジネス界で意外なブームが密かに起こっています。ギャル式決算資料やギャル式ブレストが話題になっているのですが、一体どんな内容なのでしょうか?
この記事では、ギャルの世界観をビジネスに取り入れた事例と、そこから得られるマーケティングへの学びについて見ていきます。これを読めば、お仕事やビジネスに新たなヒントが見つかるかもしれません。意外な組み合わせから生まれるインパクトを一緒にチェックしてみましょう!
ギャル式決算資料
日経クロストレンドに、カヤックという会社が 「ギャル式決算資料」 を作成したという取り組みが紹介されていました。
ギャル式の決算資料を作った狙いはどこにあったのでしょうか?
ギャル式の決算資料の正式発表は見送られたものの、カヤックが作成過程をホームページで公開したところ、年間で 1, 2 を争うアクセス数を記録したそうです。反響の大きさから、過去の決算資料をギャル風に決算化できるサービスを数社限定で販売することも決めたとのことです。
ギャル式ブレスト
もう1つおもしろいのが CGO ドットコムが提供する 「ギャル式ブレスト」 です。
ギャルの専門担当者が企業の会議に参加し、独自のブレストルールを指導します。
ギャルならではの直感的で忖度のないコミュニケーションにより、堅苦しく重い雰囲気になりがちなビジネスの会議を活性化させるサービスです。
ギャル式ブレストに参加した社員の感想を載せておくと、
誰が何を言っても受け入れられる環境ができあがっていたので、アイデアがどんどん広がっていくのを体感した
発言しやすさだけではないグルーヴ感が生まれていた
頭がほぐされた感じがした
自分の意見を肯定してもらえてうれしかった
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マーケティングへの学び
決算資料や会議にギャルの世界観を取り入れる事例から学べるのは、あえて無茶な制約を入れることで普段とは違うものの見方や思考、アウトプットをしてみることです。
ギャル風にやってみるというのは馴染みのない方法なので、最初はやりづらさが起こるでしょう。しかし、制約があることで発想が豊かになったり、いつもとは違うアイデアが生まれるきっかけにできます。
例えば、お客さんが普段使っている言葉だけでという制約を課してみることで、着想が得られるでしょう。お客さんの視点に立ち、彼ら・彼女らの言葉で表現することで、お客さんとのコミュニケーションがスムーズになり、さらにターゲットとするお客さんに向けて効果的なマーケティングができます。
自分たちには馴染みがない世界観を取り入れ、あえて制約を設けることで、普段とは違うアイデアや発想を引き出されるのです。
おわりに
今回ご紹介したギャルの世界観を取り入れたアプローチは、新たな視点やアイデアを引き出す手段として参考になります。
制約を意図的に活かすことで、例えばお客さんに寄り添ったマーケティングにつながります。今回の事例が少しでも参考になればうれしいです。