自分への問いかけで 「悩む」 から抜け出す方法
今回は、悩みを抜け出す方法についてです。
この記事でわかること
・悩んでいる状態から抜け出す方法
・自分への問いを使って自分の状況を言語化と客観視
・「悩んでいる」 から 「考えている」 に変える方法
ぜひ記事を最後まで読んでいただき、お仕事やプライベートでも参考にしてみてください。
「悩む」 と 「考える」 の違い
いきなりですが、「悩んでいる」 と 「考えている」 には、どのような違いがあるでしょうか?
私が思う、悩むと考えるの違いは次の通りです。
悩んでいる
・答えが出ない
・思考が堂々巡りをしている。もやもやが晴れない
・苦しい
考えている
・答えが出る
・次々にアイデアが考えつく
・やることが出てくるので、次に何をすればよいかがわかっている
悩みに気づき、抜け出すために
自分が仕事で大切にしていることの1つに、「仕事では悩まない」 というものがあります。
自分が悩んでいる状態になってしまっていたら、なるべく早くその状況に気づき、「悩んでいる」 から 「考えている」 に変えるようにしています。
では、「悩む」 から 「考える」 にするためには、どうすればいいのでしょうか?
ポイントは2つです。
悩みから抜け出す方法
・悩んでいる状態に気づく
・自分に問いかける
悩んでいるか考えているかの違いは、そのままの状態で答えが出るかどうかです。
自分が悩んでいる状態になっているかどうかの判断基準は、例えば10分から15分の間、新しい考えや次にどうすればいいかがわからないことです。
自分に問いかける
自分が悩んでいる状態だと気づけば、自分への問いによって 「悩む」 から 「考える」 になるようにします。
問いかけは、なるべく自分のことを客観視できるものがよいです。
あえて直接的な問いよりも、第三者的な問いを使うと自分を客観的に見ることができます。
具体的には、次のような質問です。
自分を客観視する問い
・今の状況を小説の1シーンで描くとしたら、どんなストーリーになるか?
・1年後や3年後から今を振り返ると、何が言えるか?
・昔の自分 (例: 小学生, 中学生) が見たら、今の自分はどう映るか?
3つの問いは、順番に 「現在」 「未来」 「過去」 の視点で自分を捉えます。
問いに対する答えの例もご紹介します。未来から振り返った時の問いに対して、答えは例えば以下のようになります。
未来からの問いに対する答え (例)
・あの時は確かに苦しい状況だったが、あの苦労があったからこそ成長できた
・もう少し試行錯誤をすれば、抜け出せるきっかけが得られた
・ダメもとで行動してみてよかった。今振り返ると、あの時なぜ一歩踏み出すのに躊躇していたのかと思ってしまう
このように答えていくと、次に考えるべきこと、何を今やるべきことが見えてきます。
次が見えてくる、考えを進めることができるということは、「悩む」 から 「考える」 という状態になったことを意味します。
言葉の選び方
自分への問いに答えるにあたって、1つ注意点があります。
それは、言葉を否定的なものにするのではなく、肯定的な表現を使うことです。
具体的には、次のような言い方です。
肯定的な言葉を使う
・難しい → 挑戦しがいがある
・複雑 → 紐解きがいがある
・自分にはできない → 誰かの力を借りてみよう
捉え方を 「難しい」 や 「できない」 と言葉で言ってしまうと、そこから次に進みにくくなります。同じことでも 「挑戦しがいがある」 「誰かの力を借りよう」 と言えば、次にどうするかが見えてきます。
言語化と客観視
悩んでいる状態から抜け出すために、まずやると良いのが言語化と客観視です。
自分への問いかけによって今の状態を言語化し、言語化することによって、客観的に見ることができます。言葉に落とし込めば、自分の内側と外の環境を1歩離れたような状況から捉えることができるのです。
まとめ
今回は、悩みを抜け出すためにどうすればよいかをご紹介しました。
最後に今回の記事のまとめです。
悩むと考えるの違い。
悩んでいる
・答えが出ない
・思考が堂々巡りをしている。もやもやが晴れない
・苦しい
考えている
・答えが出る
・次々にアイデアが考えつく
・やることが出てくるので、次に何をすればよいかがわかっている
悩みから抜け出す方法
・悩んでいる状態に気づく
・自分に問いかける
自分を客観視する問い
・今の状況を小説の1シーンで描くとしたら、どんなストーリーになるか?
・1年後や3年後から今を振り返ると、何が言えるか?
・昔の自分 (例: 小学生, 中学生) が見たら、今の自分はどう映るか?
悩んでいる状態から抜け出すために、まずやると良いのが言語化と客観視。自分への問いかけによって今の状態を言語化し、言語化することによって客観的に見ることができる。
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