見出し画像

「リーダーとは」 の言語化。リーダーシップに不可欠なビジョンを深掘り

今回は、リーダーとビジョンについてです。

この記事でわかること

・リーダーとはどういう人か
・リーダーに求められるビジョンとは何か
・魅力的なビジョンにするために必要なこと

リーダーシップを発揮するために、なぜビジョンを描くことが大事なのかを書いています。記事の後半では、魅力的なビジョンにするための条件を解説しています。

ぜひ記事を最後まで読んでいただき、仕事やキャリアへの参考にしてみてください。

リーダーとは

皆さんは、リーダーと聞いてどんなイメージ、あるいは誰が思い浮かぶでしょうか?

私の一言の説明は、リーダーとは 「まだ実現していない未来への導く人」 です。

リーダーの本質には移動があります。ここではないどこか (= あるべき未来) への導いていくことです。

では、リーダーにはどんなことが求められるでしょうか?

リーダーとビジョン

リーダーに求められることは、目指す先の未来をビジョンとして描くことです。ビジョンとは 「心から実現したい未来の絵」 です。

もう少し詳しくビジョンの要素を整理すると、以下になります。

ビジョンの要素
・まだ実現していない (心からそうあってほしい未来) 
・未来への信念や洞察がベースになっている
・独りよがりではなく公共性がある

リーダーがビジョンを示し、皆がそのビジョンに向かって行きたい、自分たちも実現したいと思ってもらえるかです。

こうなれば、リーダーという一人のビジョンが、組織で共有されたビジョンになります。

それでは、リーダーのビジョンが皆に浸透し、共有ビジョンになるためには何が必要なのでしょうか?

共有ビジョンに必要なこと

共有ビジョンにするために必要なのは、共感と実現可能性です。

共有ビジョンに必要なこと
・共感される
・実現できると思える

ビジョンが共感されるために

1つ目の 「共感」 についてです。

リーダーのビジョンが皆に共感されれば、人々はリーダーが描くビジョンを自分ごと化します。自分たちも実現したいと思え、リーダーと共に目指す先の未来に向かって歩き始めます。

共感を生むために大事なのは、リーダーはビジョンについての What と Why を提示することです。

What とは、ビジョンの中身です。実現したい未来の世界観を具体的な一枚の絵として語り、受け手にはそれがありありと目に浮かび想像できることです。

Why とは、なぜそのビジョンが大切なのか、なぜ実現したいのかの想いと信念です。ビジョンへの Why が独りよがりではなく、共感されれば皆は重い腰を上げ、そこを目指したいと思うようになります。

ビジョンが実現できると思えるために

共有ビジョンにするために必要な2つ目は、ビジョンの実現可能性を示すことです。ビジョンの How です。

共感を生むための What と Why だけでは、どうやって実現するかは見えません。How として、目指す先にどうのように行くのかの道すじを具体的なロードマップで示し、どのくらい時間がかかるのかも伝えます。

ビジョンへの How が具体的にイメージできれば、ビジョンは単なる夢物語ではなく、実現可能性があると思えます。皆が、自分たちにで実現できると信じるようになり、共有ビジョンになっていくのです。

まとめ

今回は、リーダーとビジョンについてでした。

最後に今回の記事のまとめです。

リーダーとは 「まだ実現していない未来への導く人」 。リーダーの本質には移動がある。ここではないどこか (= あるべき未来) への導いていく。
リーダーに求められることは、目指す先の未来をビジョンとして描くこと。ビジョンとは 「心から実現したい未来の絵」 。リーダーがビジョンを示し、皆が実現したいと思ってもらえれば共有ビジョンになる。
共有ビジョンに必要なことは2つ。共感されること、実現できると思えること。両方が大事。
共感を生むためにビジョンの What と Why を提示する。What とはビジョンの中身、Why とは目指す理由・想い・信念。
実現できると思えるためにビジョンの How を示す。具体的なロードマップといつまでに行くのか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?