![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/104398753/rectangle_large_type_2_9ea13fb97cbeba6c2e12ea5789b6e578.jpeg?width=800)
違いをつくって価値に変える。自動ドアセンサー人流データで来店・購買分析への価値
テクノロジーの進化がマーケティングの世界にも変革をもたらしています。
その一例が、オプテックスが開発した自動ドアセンサーを活用した来店・購買分析サービスです。従来の方法よりも高い精度で販売施策の効果を可視化し、価値創出の可能性を拓く事例です。
違いをつくって、価値に変える。その秘訣を一緒に学んでいきましょう!
自動ドアセンサーの人流データで来店・購買分析
オプテックスが店舗の自動ドアセンサーを使って入店者を数え、人流や来店客の購入動向を分析するサービスを開発しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1682880735199-HkyuUtiw8Z.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1682880744812-9wstgSCbJB.png?width=800)
店舗前の人通りを数えて、来街者の入店率を算出する。さらに POS (販売時点情報管理) システムとひも付けて入店者の商品購入率もはじき出せる。
これまでの小売店の人流分析は全地球測位システム (GPS) を使って店舗周辺の人数を大まかに算出していたという。オプテックスの新サービスだと、店舗前5メートル程度の範囲に限定した人流に加え、正確な入店者数が把握できる。
従来の方法よりも測定精度が上がったことで、販売施策を行った後で効果がどの程度だったかの検証がより正確にできます。
販売施策を分析している。例えば土産物店 「AMISU (アミス) 」 では22年9月の入店率が 39% だったが、店頭の看板を工夫することで10月に 43% 、11月に 47% に上昇したことが確認できたという。
マーケティングへの学び
事例からの学びを一般化すると、測定の高精度という機能的な特徴がサービス利用企業のメリットや価値をもたらす重要性です。
逆に言えば単なる違いをつくっただけではビジネスでは意味がなく、機能向上がお客さんの価値に結びついていることが大事なのです。
今回の自動ドアセンサーの事例では従来の GPS を用いた方法に比べて測定精度が向上し、販売施策の効果検証がより正確に行えることが、企業にとっての価値となりました。
強調してお伝えしたいのは 「機能向上がお客さんの価値に結びつくことが大事」 だということです。単なる違いをつくるだけではなく、機能の向上がお客さんの価値に直結することがビジネスで成功するための鍵なのです。
違いをつくって価値にする。これはマーケティングで大切にしたいことです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?