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天才たちから学ぶ習慣#3

前回の続き「天才たちのライフハック」を紹介します。
前回の内容をご覧いただいてからの方がわかりやすいと思いますので、リンクを貼っておきます↓

■毎日5分、ひとつのアイデアを考える(孫正義)
ソフトバンクグループの創業者。
留学をし勉強漬けの孫正義にはアルバイトをする時間がなかった。多くの場合は勉強の時間を削ってアルバイトをするであろう。だが彼は「1日5分だけ働いてひと月に100万円以上稼ぐ方法はないか?」と本気で考えた。実用化を視野に入れた発明をすれば企業が買ってくれると考えたからだ。そして毎日5分を使って発明をする習慣を自らに課した。この習慣には毎日5分間に限ること、5分考えてもアイデアが無ければ、その日は諦めることという二つの原則があった。毎日5分の発明を続けるうちに、発明にも法則が見えてきた。
①問題解決方法 既にある問題を見つけて、それを解決する方法。
②水平的思考法 大きなものから小さなものへ、小さなものから大きなものへ、四角いものを丸いものに変える方法。
③強制結合法 携帯とインターネットを組み合わせると、スマホになるように、既存のものを組み合わせる方法。「強制結合法」はもっとも多く活用され、300枚のカードを作って、そこからランダムに2枚選んで強制的に結合することも試みた。彼の習慣の面白いところは、発明という想像的な行為に「毎日ひとつ」と設定したところだ。「毎日5分」という制限も集中力を高める効果がある。

■メモから過去に知恵を借りる(クエンティン・タランティーノ)
「パルプ・アクション」「キル・ビル」などの代表作で知られるアメリカの映画監督。
彼は聞こえてきたジョークや、友達が雑談の中でふと口にした面白いことをすかさずメモする習慣を持っていた。このメモ習慣は、シナリオを執筆するうえでとても役に立つという。メモ参照しながらシナリオを構成すれば、机の前でうなっているだけでは考えつかないような展開を作れる。過去の自分たちの体験を加えることで、2人、4人と一瞬だが発揮することが出来る。

■世の中の2年後を予測してみる(是川銀蔵(これからぎんぞう))
日本のウォーレン・バフェットといわれることもあった投資家。
彼の成功例を調べていくと、株式銘柄の選択がかなり正確な予測に基づいていたことがわかっている。正確な予測の秘密は、投資をしていない時も常に経済動向を確認し、2年後の変化の予測をする習慣であった。
投資をするつもりはなくても、自分を取り巻く環境の“2年後”を予測してみると、人生計画にも活かせるヒントが見つかるかもしれない。

■自分をバカだと思ってみる(広中平祐)
「特異点の解消」に関する研究で、数学のノーベル賞と言われる「フィールズ賞」を受賞した2人目の日本人。
彼は難しい問題に挑戦するときに「私はバカだから」とつぶやく習慣を持っていた。こうすることで自分が問題を解けないのは、バカだから当然で「解けたらラッキー」と考える事で、心の負担が劇的に改善されたという。

■毎日インスピレーションを得る(小島秀夫)
アクションゲーム(メタルギアソリッド)を作った監督。
彼はどんなに忙しくでもデスクで1時間半は映画を見る。これは小島監督の父からの影響らしく、小島家は毎日1本の映画を観るのが日課だったという。小島監督は、映画の要素をふんだんに借用して、魅力的なゲームをリリースし、その分野のパイオニアとして名声を得たのだ。
自分のインスピレーションを与えてくれる何かを、どんなに忙しくても摂取することを毎日続けることで、確実に成長に繋げることができる。

■子どもの遊びを仕事に導入している(イブ・サン=ローラン)
20世紀ファッション界の皇帝と呼ばれる人物。
10代のころの彼の習慣は、着せ替え人形を作って遊ぶことだった。これをただの「お人形遊び」だと思って軽視してはいけないのは、彼がディオールの主席デザイナーになったのは若干21歳のことだからだ。着せ替え人形で鍛えた実力で、パリ最大のファッションブランドのリーダーになった。
重要なのは、一見するとプロフェッショナルに似つかわしくない遊びが仕事に応用できることである。子供っぽいとみなされる道具や方法は直観的な要素が多いので、軽視してはいけない。

■アイデアがほしいときは散歩をする(ルートヴィヒ・ベートーヴェン)
言うまでもなく音楽史上最も重要な作曲家の一人。
彼は作曲を机の上だけではなく、散歩をしながら進める習慣を持っていた。ランチのあと、鉛筆と紙を持って、3~4時間散歩をした。たったひとりでウィーンの森を歩くことを好み、歩いているうちに曲想が浮かぶと、すかさず紙に書き留めていた。
近年では、散歩が人間の創造性を高めてくれるのは研究によって立証されており、2014年のスタンフォード大学の研究では、座ったままよりも歩いているときの方が、「クリエイティブな能力」が平均して60%も高まることが明らかになっている。

いかがでしたでしょうか?
まだまだご紹介しきれてないので、また次回にでも続きをお届け致します!


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