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幼児さんに英語を教えるということ - 児童養護施設職員の思い

わたしの児童養護施設には、ボランティアの講師が定期的に来て、幼児さん向けに英語のレッスンをしてくださっていた。

わたしは少し前までそのクラスの担当職員だった。

英語が話せることが管理職にバレてしまい、担当に充てられてしまったのがきっかけなのだが、なかなか楽しい仕事だった。

しかしまあ、

教えるも何も、聞いちゃいない。

5人ほどのクラスに複数のスタッフがつくが、もう好きなおもちゃで好きなように遊び、走り回るし、ケンカするし、居眠りするし。

歌ったりゲームをしたりしようとしても、全員でできたためしが無い。

およそ勉強する姿勢ではない。

でも、それで良い。

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「遺失物事務所歳時記」「児童養護施設のドタバタ日記」ほか、生活の中で面白いと思った事を共有します。詳しくはプロフィール記事をご覧ください。

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