【日記・雑文】新見の道づくり、完了。

いまの現場の道づくりが終わりました。ひとつずつ、成長させてくれた現場でした。

ヘアピンをつくりました。尾根沿いに道をつくりました。途中、尾根を割って、掘割りの道をつくりました。盛り土の法面が、最初に比べてきれいになってきました。自分で判断して、木組みを入れてみました。事前に決めた路線にこだわることなく、全体を見て、ちょっとだけ自分なりに路線を変更してみました。

適所で、先輩にアドバイスをもらいました。なるほどなぁ、そういう視点があるのか、と気づかせてもらいました。少しできるようになると、それ以上にできないことが増えてくる。そんなことを、仕事を始めてから、よく感じます。

反省点。
立木に傷をつけてしまうことが多かったです。これでは、なんのためにやっているのかわからない。重機を、自分の身体の一部のように操ること。それは、ケガや安全性にもつながる話。
道の傾斜がキツめで、土の移動の見極めが難しかったです。土を行ったりきたり、二度手間なこともあり、無駄が多い。

2年ほど前。タルマーリーの渡邉格さんが「ゆっくりやることは誰でもできる。同じことを早くできるからプロなんだ」という旨をおっしゃっておられたことが、今でも心に残っています。自分の技術を受け入れ、焦ることなく、丁寧に。それでいて、少しずつ技術を高めていきたいと思います。

あぁー、終わった！達成感。
またすぐに、別の現場の道づくりへ向かいます。

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