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日々の泡

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その場その場で感じたことを徒然なるままに。
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#JICA海外協力隊

「お前は何の為にここに来たのか?」

青年海外協力隊には職種という専門分野が存在し、 それに基づいて各国各地域に派遣される。 私の場合は環境教育。 環境教育でも大きく分けて2種類ある。 いわゆるグリーン系と呼ばれる環境保全を担うようなものと ブラウン系と呼ばれるゴミ問題を扱うもの。 もちろんどちらも切っても切り離せないものであり、 どちらに取り組んでももちろんいい。 ただ、配属先が国立公園だったり環境保全に取り組むNGOだったりすると 自然と軸足は前者になるし、 役所の環境局の廃棄物関連の部署に配属となれば

孤独には慣れている、という誤解

今日は海外での生活について。 というか青年海外協力隊でインドネシアに来て、 生活面や自分自身で感じたことについて。 青年海外協力隊として海外に滞在することは やはり留学や駐在で海外に滞在することと全く違う気がしています。 「責任ある仕事」というものは、大概の場合ありません。 これをやってくれというものもなく、これをやっておけばいいというものもありません。 自分で感じ、考え、それを拙い現地語を使って説明し、 時には理解してもらえなかったり、動いてくれなかったりしながらも 少

日々の感情の泡

海外旅行に初めて行ったのは20歳の時。 それまでは海外なんてなんだかとーっても遠い気がしていて、選択肢にすらも入ってなかったなあなんて。 初めて海外はインド。1週間という短い期間だったけど、ガンジス川やタージマハルなどの観光地を回って、すごく刺激的で楽しかった。 そのあとも海外の観光地に何か所かに旅行で行った。それぞれに雄大な自然や歴史的な建造物、野生の動物や綺麗な街並みがあった。でも何だろう、それはそれですごく楽しい。だけどなんだかだんだんと物足りなく感じてきたりもし