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事実上の戦力外

ヨーロッパでの厳しい現実を思い知らされた


オーストリアでのプレシーズンが始まっておよそ1ヶ月

新加入選手や練習生、昨季からプレーしてる選手など様々なタイプの選手らと1ヶ月を過ごした。

自分は昨季からやっているので、GMとも話し合い今季もプレーすることになった。


カラオケでチームの心を掴んだ(ドラえもん)


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何人かがカラオケをするというイベントで、皆んなから日本語の歌を歌ってくれと言われたので、ある動画を思い出した...!


多くの日本代表選手が欧州でプレーするとき、ドラえもんを歌っていた動画を観ていたのでこれだ!と思い、歌ってみたらかなり大好評でドラえもんの偉大さを感じた笑


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だがしかし




開幕1週間前にトップチームから外れる

来週からいよいよ開幕戦という時に、練習前に突然監督から声を掛けられた。


”2ndチームの方の練習に行ってくれ"


今日だけかと思ったら、言われたのは"immer"

ドイツ語で常に,Always


事実上の戦力外を告げられた。

今まで理解するのが難しかったドイツ語が、あの時はなぜか殆ど理解できた。


その後話したものの、どうすることも出来ず、隣のピッチでやってる彼らと合流

合流後すぐにそこの監督と1対1で会話をし、2ndチームでの練習が始まる。



こちらのチームはいわゆるU23で、もちろん若い選手たちばかりで、17歳から22歳くらいの選手が殆どで、24歳の自分にとっては歯がゆい環境である。

トップチームには10代の選手たちも多く在籍していて、24歳は若くないし、改めてヨーロッパの現実を思い知らされた。


オーストリアでは既に移籍ウィンドウは閉まっており、別のチームに行くことができない。

居場所がなくなってしまった。

どう乗り越えよう..!


失敗の継続力

今までの海外生活で、これを手に入れたという自負はあるが、いつそれが報われるんだ!というのは誰も分からない


今の状況からすると、日本からわざわざ10何時間も移動をして、知らない国にポーンと行って失敗をしに来ている。


その体験の価値が、いつか20代後半以降に繋げられるように


逆境を笑おう!苦笑いで







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