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特別展「日本美術をひも解くー皇室、美の玉手箱」で、日本の美術史を学ぶ

特別展「日本美術をひも解くー皇室、美の玉手箱」に行ってきました。

今週末で終わること、伊藤若冲の「動植綵絵どうしょくさいえ」の人気もあって、かなり混雑している模様……。

もちろん、伊藤若冲作品以外にも見どころの多い展示構成でした。
これから行かれる方は、公式Twitterなどで情報収集するのが良さそうです。



「伊藤若冲よりも酒井抱一」で前期展示へ

私が特別展「日本美術をひも解く」に行ったのは、実は8月でした。
前期公開の酒井抱一『花鳥十二ヶ月図かちょうじゅうにかげつず』と狩野永徳『唐獅子図屏風からじしずびょうぶ』が見たくて、前期の終了間際に駆け込みました。
平日の午後だったので、そこまで混んでおらず、自分のペースで作品を見て回ることができました。(冷房が効きすぎていて、最後は寒くなりました……。)
『花鳥十二ヶ月図』と『唐獅子図屏風』は、2、3回見たかもしれません。

横山大観の6曲1双の屏風『龍蛟躍四溟りゅうこうしめいにおどる』の、どことなくユーモラスな表情の龍にも惹かれました。


「教科書で見たことある」ような作品も多い

特別展「日本美術をひも解くー皇室、美の玉手箱」は、
・文学からはじまる日本の美
・人と物語の共演
・生き物わくわく
の3つで構成されていて、日本の美術の歴史を学んでいくような展示構成でした。
宮内庁三の丸尚蔵館が収蔵する名品に、東京藝術大学のコレクションがずらりと並んでいて、
「これ、見たことあるかも?」
という作品が多かった印象です。作品解説だけではなく、作家や用語の簡単な解説があったので、作品の理解を深めることができました。

東京藝術大学(東京美術学校)の美術教育で使った法隆寺金堂模型なども精巧なものでしたし、置物のような小さい作品にも惹かれるものが多くありました。


後期展示も観たかったかも?

この記事を書きながら展覧会ちらしや展示目録を見ていて、伊藤若冲以外にも
「観てみたかったかも?」
という作品がありました。SNSでは、リピートしている方も多いようですが、私はリピートはあきらめました。

警備員の方の許可をもらって、撮影させてもらいました。
天気が良かったので、色がかなりとんでいます……。


お土産は「桃林堂の生水ようかん」にしました

展覧会図録やグッズも人気のようでしたが、今回はパスしました。
その代わり、近くにある桃林堂上野店で、夏限定の「生水ようかん」をお土産にしました。

桃林堂の生水ようかん。
小豆と抹茶の2種類あります。

定番の最中や焼き菓子、季節のお菓子などもあるので、和菓子好きの方はお土産にいかがでしょうか?

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