私がスキなミュージカルソングと本のご紹介
ブロードウェイが再開しましたね。
まだまだ元通りとはいかないようですが、明るいニュースはとても嬉しかったです。
noteのお題に合わせて、私が好きなミュージカルソングを3つご紹介します。
1. トゥモロー『アニー』
幼いころ、初めて映画館で観た映画が『アニー』でした。
中学生の時にミュージカルを観るまで、私の『アニー』のイメージは女の子と大きなワンちゃんが出てくる作品だったのです。
『アニー』のテーマソングでもある『トゥモロー』は、本当に元気が出る曲で、ちょっと辛い時には歌詞を口ずさむこともあります。
このご時世なので、ふさぎこともありますが、トゥモローのメロディーを刻むとテンションが上がります。
余談ですが、数年前新国立劇場に『1984』を観に行った時に、出番が終わったサンディに遭遇したことがあります。(※ちょうどアニーの公演期間中でした)
大きくて立派で、めっちゃ感動しました。
2. Seasons of Love『RENT』
オペラの『ラ・ボエーム』をベースに作られたミュージカル『RENT』。オフブロードウェイから誕生したミュージカルで、1990年代から2000年代を象徴する作品です。
登場人物のロジャーが歌う『One Song Glory』など名曲揃いとなっています。
その中でも、大好きなのがメインテーマといえる『Seasons of Love』です。
美しいハーモニーと歌詞の素晴らしさ。ずっと聴いていられます。
いつか、本場ブロードウェイで観たい作品です。
3. 愛した日々に悔いはない『コーラスライン』
ブロードウェイを代表する名作中の名作が『コーラスライン』です。
来日公演を観たのですが、華やかなステージに立つために切磋琢磨する登場人物の姿に胸を打たれます。
ラストに向かって歌われる『愛した日々に悔いはない』は、オーディションを受けた彼らの思いが伝わってくる曲だと思います。
決してハッピーエンドには終わらない。そんななかで人生をかけてきた情熱みたいなのが、静かに伝わってきます。
辛いけれど乗り越えていかなければならないこと、何があっても前に進もうとする登場人物の思いが感じられる曲です。
最後は本のご紹介
WOWOWさんのnoteで、アメリカの演劇賞「トニー賞」に関連しておすすめの本が紹介されていました。
小山内伸さんの『ミュージカル史』です。
ブロードウェイを代表する作品を時系列に紹介しています。
『RENT』や『コーラスライン』の他にも、『ウェストサイドストーリー』、『レ・ミゼラブル』など、おなじみのミュージカルが登場します。
ロングランになる作品も多く、本を読んだらあれもこれも観たくなりました。
この1年半、音楽や本、スポーツに救われることが何度もありました。
つらいことが多い時こそ、心を潤すことが大切なのではないでしょうか?
本当に芸術や芸能は素晴らしいですね。