万年筆を使わないときには
こんにちは。
文学コピーライターでファミレスで文章を書く人=中野谷つばめです。
元万年筆販売員が、万年筆初心者さんに送るシリーズです。
こちらから万年筆関連の記事をまとめ読みできます。
手紙を書いたりメモしている途中には
友人に手紙を書いている時のお話です。
思ったことをサラサラかけているうちは順調です。
ふと、あれここはなんだっけとか、ちょっとお茶を飲んで一休みしようと、万年筆のキャップを外してすぐ書ける状態のまま、机を離れてしまいました。
ほんのちょっとのはずが、自室からリビングにいったら、あれやこれやと始まり、1時間以上が経過してから、自室に戻りました。
さあ、手紙に戻ろう。
と、思って万年筆を手に取ると、書けません。
ペン先のインクが乾いてしまってました。
使っていた万年筆は、吸入器をつけているので、インク瓶を取り出し、一度インクをすべて瓶に戻してからまたいれました。
これで書けます。
スペアインクの場合は、ペン先を布に包んで数回振ると、ペン先にインクが届いて書けます。
万年筆を使わない時には、キャップをして机の上に置きましょう。
1週間以上万年筆を使わないときには
しばらく使わない、とわかっているときには、インクは抜いておきます。
吸入器なら、インクはインク瓶に戻します。
スペアインクを入れたら、使い切るまで書いてからスペアインクを抜きます。
一度外したスペアインクをもう一度いれると、インク漏れの原因となります。射す部分に隙間があいてしまうからです。
万年筆は、使うほど自分のかきぐせがついて、使いやすくなります。
インクを入れたら、どんどん使いましょう。
もし、インクを入れたまま1週間以上放置してしまったら。
その場合は こちら のように、インクを抜いて洗って、新しいインクをいれれば、使えます。
万年筆コレクション
20本ほどの万年筆を所有しています。
いつもインクを入れているのは、1本か2本です。
インクを使い切ってしまったら、洗って保管しています。
今、インクを入れて使っているのは、大西製作所がペンハウスとコラボしたブランド ペントの夢桜です。
はじめから書きやすい万年筆です。
紹介サイトはこちらです。
万年筆を買ったら、毎日使うのがベストです。
2020年5月3日記す
中野谷つばめ
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