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里子マッチングの記録#15 頑張りすぎてたことに後から気づく

5時間子供と過ごした直後、涙が溢れてきましたが、その日の数時間後に児童相談所へ今後の話をしに行くことになっていました。
夫も早退して一緒に行く予定でしたが、職場でコロナ感染者が出てしまい早退出来ず、わたし1人です。

時間まで、友人と夫にLINEで報告し、とにかく落ち着きを取り戻さなくてはいけません。
なぜ 涙が出たのか 初めは不思議でしたが、自分でも気づかないぐらいの緊張感だったのだと思います。
児童相談所へ向かう運転中にも涙が出てきました。
着くまでになんとか気持ちを整えないといけないと思い呼吸を深めます。

17:30、児童相談所に到着です。
初めて会う方がいました。
確か 保健師さんだったと思います。
子供の今後のワクチン接種の説明を受けました。
母子手帳を見せられながら、これから受けるべきものの説明をされ、リアルにこれからのこの子を養育して行くんだと感じました。
その後、里親担当とケースワーカーとで本日の振り返りをしながら、わたしも整理していく感じでした。
今後の話になって行く中で、頭が朦朧として行く感覚に襲われ、どうするべきなのか?どうしたいのか?判断が付かないような感覚です。
予定通りに行わなくてはいけない、それが子供のためなんだ、という気持ちも大きくなっていたかもしれません。

1日置いて次は1泊の予定だったのです。
時間を遅くしてほしい話をして調整してもらったのですが、わたしの様子が里親担当に伝わったのか
「お休みしてもいいですよ」
と言ってくださいました。
わたしは、スパンを短くした方がうちに早く慣れてくれて子供のために慣れるのではないかと思っていたのですが、時間をあけようが 短かろうが、関係なくて 子供の慣れていくのにどっちがいいとか変わらないと言われたので、お休みすることにしました。
「十分に頑張ってるから、もうこれ以上は頑張らないでください」
と言われました。
”頑張らないで”
という言葉が緊張を解いてくれるようで、目が熱くなってきました。

翌週の予定はまた改めて電話でと言うことになり、19時半が過ぎに児童相談所を出ました。
車の中でまた涙が溢れてきました。
どんだけ気を張ってたんだろう?と気づかなかった自分自身を見直しながら、まずはメンタルをコントロールすることに集中しようと思いました。

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