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里山大百科「秋」セイタカアワダチソウ

里山の秋を黄色く彩るセイタカアワダチソウ。
明治時代に北米大陸から入ってきたこの帰化植物は、繁殖力が強く、休耕田、河川の土手、空地などにたちまちはびこり、今や秋の景色を代表する存在だ。
しかしやがて何年かすると、勢いのあったこの花は衰退し、ススキ原に変わる。人から公害雑草的な扱いを受けてきているが、里山の多様な生きものたちは、この厄介者を生活の場として利用している。

▲コガネグモ(神奈川県川崎市/新開孝・撮影)

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