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6月は「毎日チョウゲンボウ」6/10更新分

※「毎日チョウゲンボウ」は1990年に平凡社より刊行された「チョウゲンボウ(Kestrel)優しき猛禽」をWeb用に再編集したものです。

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大空を駆け巡り、獲物を狩る

チョウゲンボウは狩りの名手だ。ハヤブサ科の猛禽である彼らはその恵まれた飛翔力を駆使して大空を駆け抜ける。

人里のすみきった青空を悠々と旋回し、猛スピードで獲物をつかみ去ってゆく彼らの姿がここにある。

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▲たくみに風をとらえて空中の一点にとどまりながら獲物を狙う

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▲とまり場から獲物を狙う。地上のどんな動きも見のがさない

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▲いきおいよく枝を蹴って狩りに飛びたつ

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▲猛スピードで獲物めがけてまっしぐら

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▲捕食の瞬間。ネズミを捕まえた

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▲ぐいと獲物を引きちぎると血しぶきがあがった

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著者紹介:平野 伸明(ひらの・のぶあき)

映像作家。1959年東京生まれ。幼い頃から自然に親しみ、やがて動物カメラマンを志す。23才で動物雑誌「アニマ」で写真家としてデビュー。その後、アフリカやロシア、東南アジアなど世界各地を巡る。38才の頃、動画の撮影を始め、自然映像制作プロダクション「つばめプロ」を主宰。テレビの自然番組や官公庁の自然関係の展示映像などを手がける。

主な著書に「小鳥のくる水場」「優しき猛禽 チョウゲンボウ」(平凡社)、「野鳥記」「手おけのふくろう」「スズメのくらし」(福音館書店)、「身近な鳥の図鑑」(ポプラ社)他。映像ではNHK「ダーウィンが来た!」「ワイルドライフ」「さわやか自然百景」や、環境省森吉山野生鳥獣センター、群馬県ぐんま昆虫の森、秋田県大潟村博物館など各館展示映像、他多数。
→これまでつばめプロが携わった作品についてはこちらをどうぞ。

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