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ネフィno編集後記/新コーナーラッシュ!

こんにちは。ネフィno編集長のしげゆかです。夏が来たかと思えば、次の日には寒くて長袖が必要だったりと気温の差が激しいですね。うっかりすると風邪をひいてしまいそうです。

さて、そろそろ新たな執筆者のコーナーをお届けできるかもーーとのことでしたが、ようやく公開の運びとなりました!このところ新コーナーラッシュが続いていますので、あらためて私から紹介いたします。

これら新コーナー、第1回はすべて無料でお読みいただけるので、ぜひ!

となりのアライグマ/古谷益朗

まずは古谷さんの「となりのアライグマ」!コーナー名はしげゆかが考えているのですが、「となりのアライグマ」はお察しの通り「となりのトトロ」からインスパイアされたものです。

「となりのトトロ」はこんな生き物が近くにいたらステキ!みたいなニュアンスだと思うのですが、「となりのアライグマ」だとあら不思議。隣人にこんな子がいたらどうしましょ・・・?と、少しホラーちっくになります。

ん?何がホラーなの?」と感じた方は、ぜひこのコーナーを読んで、ペットとして連れてこられ、遠い異国の日本で増えていったアライグマの悲劇・その性質などを知っていただければと思います。


ふじまる虫時間/藤丸篤夫

続いては藤丸さんの「ふじまる虫時間」!藤丸さんからはわりと早い時期から原稿をいただいていたのですが、原稿がメールで送られてきた次の日に「やっぱりこの原稿ではオトシブミの魅力がまったく伝わっていないので書き直させて下さい」との申し出があり、そのストイックさとオトシブミへの情熱に驚かされ、私も姿勢を正して取り組ませていただきました。

地面に落ちている揺籃の写真や、オトシブミが葉を巻く様子の写真を付け加えたり、いろいろ試行錯誤を重ねてようやく第1回の記事が完成しました。オトシブミはまだまだ面白い習性がたくさんあるので、これ一回きりでなく、またとりあげたいと思っています。


森の動物/中川雄三

こちらの新コーナーは中川さんによる「森の動物」!林野庁の季刊誌に掲載されていた当時の記事プラス、新たに写真を追加、文も書き下ろしていただきました。

中川さんの自然への想いは半端じゃありません。自然、むしろ地球や宇宙そのものが好きで、それが一体なんなのか、自分自身がもっともっと知りたいという興味の塊の持ち主です。それゆえ近代化の波が止まらない現代には思うところも多く、時に強い言葉で主張もします。しかしそれは、人間も動物の一種として好きで、だからこそヒトの可能性を諦めたくなくて発し続けているのではないかな・・・と私は勝手に思っています。

中川さんからは他にもいろいろと楽しいコーナーのアイデアをいただいていて、過去の書籍も公開する許可をいただいているので、そちらも追々紹介していければ。そうそう、「ネフィno」のロゴの一部を、何か動物のしっぽとかにしたらどう?とヒントをくれたのも中川さんです。


武蔵野の鳥と里山と/武藤健二

上記コーナー中、誰よりも早く原稿を送って下さったのが武藤さんでした。「『自然好き』の私を構成するモノ。」のコーナーと、もう一つ準備中の「機材紹介」コーナーの原稿だったのですが、どちらのコーナーも、まず武藤さんがどんな作品を作っている人なのか紹介してからのほうが、より理解が深まるかなと思い、少し寝かせていました。

武藤さんは自分の作品にたいして謙虚な人です。「武蔵野の鳥と里山と」のコーナーの元になっている本も、平野さんから「武藤はこんな本を出しているんだよ」と教えてもらって、初めて私は武藤さんが本を出していることを知りました。拝見すると、どれも素晴らしい写真ばかりで、これを埋もれさせるのはもったいないのでコーナーにしましょう、と持ちかけた次第です。武藤さんはその時も「20年以上も前の写真なので技術的にも未熟」だなんて謙遜していましたが、どうですか、この立派なオオタカのメス!やはりコーナー化してよかったなと思っています。


この鳥ダレの子?

最後はこちらのコーナー!鳥の子どもの写真を見て名前をあてる「この鳥ダレの子?」です。今回は、「問題」と「正解」をすぐに明かしましたが、正解は次の日に発表、という形にしても楽しいかも。次回からはそうしようかなと考えています。

「この鳥ダレの子?」は共同コーナーです。さまざまな方にご協力いただき、写真を掲載していく予定です。今回は「鳥撮り虜」さんの写真です。鳥撮り虜さんはアマチュアのカメラマン。しかし、ほぼ毎日野鳥の撮影を行っており、その写真は見事なものばかり!今回こういうコーナーを作りたいとお声をかけたところ、すぐに50種類以上もの写真を用意して下さいました。

鳥撮り虜さんはブログなどをやっている訳ではありません。世の中にはプロでなくてもこんなに凄い・面白いことをしている人がいる、ということを知ってもらえる場にもしていきたいです。


とりあえず新コーナーラッシュはひとだんらく?

新コーナーの発表はこれでひとだんらく・・・と思いきや、実はまだ、現在進行形で数名とコーナーや記事の相談をしています。

その方たちも根っからのフィールドワーカーで、自然全般の知識が深くいろんな写真や映像も撮っているスゴイ人物なのですが、それらをコーナーやあらためて記事にまとめるとなると、なかなか具体的な話が進まない状態です。

先日打ち合わせをして、どんな形にすればいいのかようやく見えてきたコーナーもあるので、また7月中にはご紹介できれば良いな・・・という感じです。

そんなわけで、気がつけば6月もあと数日で終わり。毎日更新していたチョウゲンボウも残り5回となりました。最後までどうぞお楽しみ下さい!

ではでは、また!


しげゆか
1987年生まれ、大分県生まれ山梨県育ち。幼い頃から野山で遊ぶのが好きで、いろいろな動物を飼育していたこともあり、高校卒業後は二年制の専門学校で野生動物について学ぶ。しかし卒業後はIT系の会社へ就職。その後、野球グッズの会社でデザイナー・イラストレーターとして働くなど、様々な職種を経て、縁あって映像制作会社つばめプロで働く。撮影やフィールドワークもするが、機材や撮影データの管理、編集、WEB関係など主にサポート面を担当。「ネイチャーフィールドnote」編集長。


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