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2023年ズボラを救った無印のウェットティッシュ
みなさん、食事の後、食卓拭いてますか?
何で拭いてますか?
見栄張り汚部屋住人としては、衛生面はたいして気にならないのですが、せっかく重い腰上げて食器を下げたのだから、せっかくだしなんとか卓上のキレイを保っておきたい。
私はあまりこぼさないように気をつけているのと、汁でも垂らしたら、すぐにティッシュで拭くようにしているので、別に数日放置しても問題ないと自負しています(するな)
しかし夫はなぜか幼児の如く食べこぼす。
朝はトーストの屑が一面にひろがり、晩は大皿to小皿の料理でも出そうものならその道のりはシルクロードのように汁の軌跡が。
これが本当の汁クロード。もうええわ。
ズボラの民は1mmも動きたくない
まずズボラにもっとも向いていないのは布巾。毎日手で洗って煮沸消毒などできるわけない。
私が子供の頃、母は布巾で食卓を拭いていました。
当時は家計的にも世間的にも使い捨ては高級品、もったいないという風潮がまだ強かったと思います。でも今考えると私のDNA元である母が、丁寧な暮らしができるわけないんだよなぁ。
そんなわけで私は実家を出て以来、その辺にあるティッシュ、濡らしたキッチンペーパー、アルコールスプレーなど様々な使い捨て物を駆使して(たまに)食卓を拭いていました。
ここ最近はパストリーゼ(アルコールスプレー)+キッチンペーパーが定番でしたが、ズボラ的には、スプレーをペーパーをキッチンに取りに行くのが面倒でした。
そこで、最近取り入れた無印良品のウェットティッシュとウェットティッシュケースの組み合わせが最高だったので紹介します!
無印良品のウェットティシュの最高なところ
正式名称は「ノンアルコール ウェットティシュー」というそうです。
除菌タイプもありますが、私は汎用性を考えてノンアルコールタイプにしています。このあたりはお好みですね。
1枚がちいさい、しかもペラペラ
お掃除好きの人にとっては物足りないサイズ感かと思います。
実際、1枚でダイニングテーブルを拭いているとどんどん乾いてきて最後はわりとカッスカスになります。ただ、生真面目ズボラにとってはこのくらいがちょうど良い。
なぜかというと、大判のペーパー・シート類は、まだ使っていない面があると捨てるのが勿体無い気がしてしまい、折り返して、キレイな面を使い切る義務感が発生するからです。
そうなると、新しいウェットティッシュを出す=テーブルだけでなく色々なところを拭かなくてはならないという、心の負担が増えてしまい、「あとでやろう」に発展し、その「あとで」は永久にやってこないわけです。
「ついでだから拭いちゃえばいいのに」と思える人は、部屋がキレイな人だと思います。我々ズボラは課される課題が30秒でも増えると辛いのです。
無印のウェットティッシュは1枚で食卓をさっと拭くのにちょうど良いサイズです。しかもペラペラなので、全体的に汚れてきて、折り返して使う余地はありません。わーっと拭いたら再利用できないので、何も考えずにさっと捨ててしまえます。最高!
個人的には「ついで掃除」はズボラには有用ですが、「ついで」を阻止することも大切なシーンがあると思います。
1枚が引き出しやすい
1枚だけ欲しいのに、芋づる式に無限に出てくるお掃除シートを憎んでいます。
無印のウェットティッシュは、流石に片手で1枚だけスルッと取れるとまでは言いませんが、他のお掃除シート類に比べて、格段に取り出しやすいです。
シートを手にするまでの労力が1キロカロリーでも多いと、ズボラは動けなくなります。
欲しいと思った1秒後に必要な分だけ手にすることのできる奇跡を享受してください。
無印良品のポリプロピレンウェットシートケースが最強
さらに、貪欲な私は0カロリーでシートを手に入れるために、無印のケースを購入しました。
げげ、ただのケースが700円近くもするのかよ!
とは思いましたが、今ではこれは安かったと思っています。
憎きシール蓋
正式名称がわかりませんが、とにかくウェットシートのパッケージにについている、あのシール状の蓋が苦手なんです。
開くときはまだ良いが、一刻も早く閉めたいのに、芋づる式についてきたティッシュを押し込め、こんもりした穴付近を平らに均し、キレイにぺったりと封をすることを強いられます。
シワが寄ったまま封をしよう物なら隙間から新鮮な空気に入れ替わってどんどん乾いていく!
そんなこんなで敬遠しているうちにミイラ化してしまうので、簡単に扱えるケースをさがしていました。
ワンタッチの上をいくノータッチ
世の中にはいろいろなケースがあります。
マーナは、蓋を押すと開閉するタイプ。
山崎実業は、芋づる防止装置が付いていたりして高機能。赤ちゃんには開けにくい硬さになっているそう。
どちらも使い勝手やシートの乾きにくさ、さらには赤ちゃんのことまで考えられている愛に溢れた設計。
しかし私が求めているのは、バカっと開けられて手を離せば勝手にしまる手軽さ!
無印のケースは、開けるときは指先ひとつでスイっと開けられて、閉じるときはただ重力に任せて蓋を下ろすだけ。カチっと何かをはめる必要もないから、ちゃんと閉まっていなかったという失敗もない。
毎日使っていれば乾燥してしまうこともないです。
しかも閉じたときも開けた時も、なんの凸凹もないツルンとしたシルエットは、埃貯蓄家の私には最適のデザイン。
心の負担を減らそう
この最強タッグは、食卓に座ったままでも手が届く、キッチンカウンターの上に設置しました。
たったこれだけで、毎日食後にテーブルを拭くことができるようになり、また一歩、人間にステップアップした気分です。
ちなみに一度、無印のウェットティッシュを切らしてしまった時に、近所のスーパーで購入したお掃除ウェットシートを代わりに入れていたことがあります。
こういうの。
結果としては、拭く頻度は劇的に落ちてしまいました。
(↑の激落くんはわかりませんが)私が購入したシートはやっぱり芋づる式に出てくるし、シートがしっかり大きいので、まだ半分はキレイなシートを捨てることができません。
カウンターも拭いとくか……冷蔵庫の取手だけでも拭こうかな……
「ちゃんとしなくちゃ」の呪いが襲い掛かります。
そうなると、次回手に取る時に負担なんですよね。
30秒で食卓を拭き終えるはずが、なんだかんだで数分間部屋の中をウロウロすることがわかっているから、ウェットシートに手が伸びなくなる。
ティッシュ一枚が取り出しやすい。
食卓を拭き終えたらいい感じに使い切って捨てられる。
たったそれだけのことで、今まで努力しないとできなかったことが、ほぼ無意識に近い形でできるようになりました。
私には、便利で強力なお掃除グッズよりも、秒で始められて、秒で終わらせられるということが重要でした。
人それぞれ、心の引っかかり方が違うので、この方法が万人に効くとは思っていませんが、似たような負担を感じている方には何かヒントになるかもしれません。
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