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孫の顔を見せなくても親孝行はできる

娘が生まれてから、わかった事がある。


育児はめちゃくちゃ大変。
大変だし、可愛い。本当に可愛い。
そして大変。からの可愛い。笑


可愛いと大変が大渋滞してて
それはそれは楽しいのだ。


人生というタイトルの本があるなら
育児というページは壮大な枚数になるし
どれだけ大変でも、私からしたら
そのページは幸せでしかない。

めくるたびに幸せな気持ちになるだろうなって思う。何年たっても。


うちのおばあちゃんが
私の小さい時の話や、母が小さい時の話をよくする人で

前々からそうなんだけど
私が娘を生んでから、更に拍車がかかっていて。


私は自分が小さい時の話を聞くのは、正直得意ではなかったんだけど
(記憶が無いから、コメントしずらくてw)


最近、なんでその話をするのか
ようやく理解できた。


幸せなページをめくるのは
当たり前だけど凄く凄く幸せな事だからだ。


昔話をする事で、何度でもそのページをめくれるからだ。


孫やひ孫が生まれる事で
自分が育児をした時のページを鮮明にめくる事ができるんだ。


私も娘が大きくなったら
絶対に「貴女が小さかった時はね」って言ってしまいそうやもん。笑


何度でもページをめくりたいくらい
私にとって大事な時間だから。


大変な事も含めて、凄く大事なページ。
人生が終わるまで、何度でも読み返したい。


母は、私が小さかった時の話はあまりしない人で

ただ、私から聞いたら
よく話してくれるから


もしかしたら、母自身が
「貴女が小さかった時は」って話をおばあちゃんにされるのが苦手なのかもしれないな、と思った。


だから、今からは
私から沢山、私の小さい頃の話を聞こうと思ってるよ。


孫の顔を見て嬉しくなるのは
自分が子育てしてた頃を思い出すからじゃないかな、と思ってるよ。


だとしたら、本当の親孝行は
「私の小さかった頃の話を聞く事」な気がする。


孫の顔を見せるのも大事だけど
「親の大切なページを一緒にめくる事」が重要なんじゃないかと思ったよ。

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