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君と僕と、僕と君

珈琲を片手に窓際から外を見ている

外は雨が降っていて、午前中にふらりと出たときは肌寒かった
思わず肩がぎゅっと縮こまって、上を見上げた
雲は厚くて暗い。しばらく止みそうにはないなと思ったので今日は家にいることにした
雨の日はなんだか窮屈な気持ちになってくる
記憶の反芻が許可もなく始まっていく

君は傘をさして買い物にでかけた
透明な傘は君を透かして、どこかに連れ去りそうだ

君に温かい珈琲を淹れておこう

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外は雨。
薄着のせいで肌寒く感じたけれど、どうしてもパンケーキを食べたかったので、牛乳を買いに行くことにした
雨降りよりも、パンケーキの勝ち
僕は雨降りが嫌いではない、むしろ好きな方だと思う

傘をさして歩いていると、晴れた日とはまた違った風景がそこかしこに広がっている
それに、傘に落ちる雨粒の音も雨の世界を広げていってくれる

パンケーキ
きっと君も食べるだろう

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親子兄弟姉妹友達恋人

僕らはそのどれでもない
僕らは僕ら

この世に存在していようがいまいが
僕らは僕らでしかない

今日、珈琲とパンケーキを食べる僕ら

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