潮が引いているうちに
そんなこんなで先日、臨海公園のさき、西なぎにあった海岸清掃に参加させていただきました。
30〜40人くらいで2時間弱あつめて。タイトル写真のごみ。
大学生のお兄さんがコメントを求められ、現状をみてやはり驚いたとお話ししていました。
私の体感では城南島のゴミの方が多かったと思いましたのでそこまでのショックはなかったのですが、それでも2ヶ月に一度はこうしてゴミ拾いの活動がある場所でのこの量は、多いですよね。
主催者の方が、見て分かる通り、外国から来たごみではありません。すべて都内や日本で出たゴミです。ゴミの7割は陸地で発生し、流れてきます。と説明されていました。
不思議だな〜と思ったのが、下の写真です
この手のチューブに入ったお化粧品。こういった形状のものは、美容液など高価なものが多いのです。私もこうやって使っているのでよく分かります。でもこれ、どうして海岸に落ちていると思います?
私だったら、わざわざ道に捨てたりしません。まず、こんなふうに最後まで使い切る人間が、その辺りにポイするとは考えられないなぁ。と感じました。普通にゴミ箱に捨てると思います。
そして、パッと、思い当たったのが。
ご存知ほら。黒い翼とくちばしのある。
ときどき道でゴミ袋を解体してしまっている。
見かけたことはありませんか?荒らすカラスの現場。
ゴミ袋をつついて中身を道路に散らかしてしまっている、あれです。
我が家の近くのゴミ捨て場はそのため、捨てられたゴミ袋には大きな網を被せています。網をかけていないビルのゴミ出し場はまず、狙われていました。地道な網かけ、本当に大事だったんですね。
それにしても、カラスとの有効な共生関係は築けないものでしょうか。
合鴨農法では、害虫を食べながら育ってもらって、後ほど美味しくいただけたりする、人間にとっては都合の良い方法で仲良くさせてもらっているのですが。。。カラスは、かしこいですよね。
いつか人口よりもカラスが普通に多い時代が訪れそうですね。
家庭から出たゴミも、こういった経緯を得て、海へと流れ着くようです。
。海は繋がっていますし。前回書いた道路へのペットボトル流出やポイ捨ても海へと流れつきます。浜辺のビーチクリーンも、学校行事として1年に一度くらい取り組まれたら、子どもたちにも自然と気を付ける姿勢が身に付くのでは、と思いました。